急に引っ越しが決まって内見をせずに物件の契約をすることになったら?

賃貸契約書急に転勤が決まってしまい、あわただしく引っ越しをしなければならないという人もいることでしょう。

もしその転勤先が遠方であったりした場合、物件探しのための内見をする時間的な余裕がないこともあるかも知れません。

これから自分が引っ越しをする先の部屋を、実際に自分の目で確認しないで契約をするというのは非常にリスクが高いことになります。

しかし、リスクがあることは承知しつつもそうせざるを得ない人の場合には、どういった点に注意して物件選びをすればいいのでしょうか?

ここでは、あえて内見をせずに物件選びをする際のコツなどを紹介してみたいと思います。

実際に内見をしなければ分からないことは多い

これから自分がしばらくのあいだ住むことになる物件ですから、部屋の状況や物件周辺の街の状況などは誰もが気になると思います。

そのため、通常は不動産屋さんと一緒に内見をして、納得したうえで契約をすることになります。

しかし、事情によりどうしても内見をすることができずに、実際に物件を見ることなく契約をしてしまう人が10%程度の割合でいるそうです。

何度も転勤を繰り返し、物件探しにある程度なれている人であれば、内見なしでも大きな失敗をすることはないかも知れません。

しかし、過去にあまり物件探しの経験のない人にとっては、ネット上で見る不動産業者が提供する情報だけで物件選びをするというのは、かなりリスクが高いことになります。

特に、日当たりや部屋の臭い、周辺の騒音などに関しては、実際にその部屋に行ってみなければ分かりません。

また、写真ではきれいに写っていても、実際に自分の目で見てみるとかなり古ぼけた部屋だったりすることもあるものです。

写真や間取り図だけで、自分がその部屋に住むイメージを思い浮かべるということは、なかなか困難なことです。

しかし、実際に内見をする時間がなかったり遠方で物件を見に行けなかったりする場合には、リスクを承知でそういった情報だけで契約を済ませるしかないわけです。

いかに物件を見ないで多くの情報を得るかが重要

内見をしないで物件の契約をするためには、ネットなどを使って少しでも多くの情報を得るようにすることが重要です。

幸いなことに、最近ではインターネットが発達したおかげで、実際にその場所を訪問しなくても多くの情報を得ることができます。

実際に現地に行かなくても、ネットから収集できる情報というのは思った以上にありますので、それらを有効活用することが大切です。

Googleマップを使えば周辺の街並みは手に取るように分かります

ネットで地図を見る物件を選ぶ際には、実際に住む部屋だけではなく、周辺の街並みや施設なども重要なポイントになります。

近くに墓地や斎場がないかどうかや、騒音を発生させる工場などがないかどうかなどが気になる人もいるでしょう。

線路の近くや幹線道路に面しているような物件も、なるべくなら避けたいところです。

また、スーパーやコンビニなどが近くにあるかどうかも重要なポイントであるに違いありません。

小さな子どもがいる方の場合だと、保育園や学校までの距離も重要であるに違いありませんし、家族に高齢の方がいる場合には、近くに病院があるかどうかを確認しておく必要があるでしょう。

これらの情報は、Googleマップを使うことで、かなり詳細なところまで確認することができます。

特にストリートビュー機能は、実際にその街を歩いているようなイメージで見ることができるので、物件の下見に行くことができない人にとっては、強い味方となってくれることでしょう。

ただし、ストリートビューで撮影された街並みが、数年前のものである可能性もあるので、現在では状況が変わっている可能性があることは頭に入れておくといいでしょう。

ネットの口コミサイトなどからも重要な情報が得られます

転居先の物件の情報をネット上で拾うためには、Googleマップ以外にも便利なサイトはたくさんあります。

最近はマンションの口コミサイトなども多くなっていますので、そういったサイトを利用して実際に住んでいる人の生の声を拾うこともできます。

「ちょっと変わった人が住んでいる」とか「携帯の電波が入りにくい」といったような、実際に住んでいる人にしか分からないような、リアルな情報を口コミサイトで拾うことが可能です。

もちろん、騒音や臭いといった問題がある物件であれば、ほぼ間違いなく掲示板で話題になっているはずです。

特に、同じマンションにどんな人が住んでいるのかというのは、たとえ内見に行ったとしても分からないことも多いので、実際に住んでいる人の意見は非常に貴重であるといえます。

物件を見ないで契約するには不動産業者選びが重要です

安心できる不動産業者物件の下見に行かないということは、基本的には不動産業者から得られる情報で物件の判断をしなければならないことになります。

そのため、まずはしっかりと信用できる不動産業者を見極めて物件選びをすることが大切になります。

現地まで足を運ぶことができない人の多くは、主に不動産業者のホームページなどに掲載されている情報を頼りにすることになります。

ホームページに掲載されている物件の、写真の枚数が少なかったり、説明が細かく丁寧に書かれていなかったりするような不動産業者は、内見をしないで契約をするにはリスクが高いといえます。

逆に、写真の枚数が多く、現地まで足を運ばなくてもある程度物件を絞り込むことができるようなホームページの作りになっている不動産業者は、遠方から来る入居者のことを考えている良心的な業者である可能性が高いといえます。

そういった不動産業者であれば、ホームページからだけでは分からないことなども、直接電話などで質問することで分かりやすく説明してくれる可能性が高くなります。

たとえば、日当たりのよさや部屋の臭い、壁紙にカビなどが発生していないかどうかといった点は、直接不動産業者に聞く以外に方法がありません。

もし、そういった質問を面倒くさがるような不動産業者であれば、内見をしないで契約をするのはリスクがあるので、やめておいた方がいいでしょう。

特にウソをいう不動産業者は絶対に避けるべきです。

事前にマンションの口コミサイトなどで情報を仕入れておき、そのあとに不動産業者に問い合わせをしてみるとウソが見抜けるかも知れません。

不動産業者選びをするときには、内見に行けないことをしっかりと伝えたうえで、こちらの質問に対して親身になって正直に答えてくれるかどうかという点を重要視するといいでしょう。

自分の目で物件を見ることができない以上、不動産業者を信用するしかないわけですから、これは当然のことです。

内見しない最大のリスクは大型家具が入らない可能性があること

転居先の内見をせずに引っ越しをするときの、ある意味では最大のリスクといえるのが、大型の家具が入らない可能性があるという点です。

大きな家具や家電がある場合には、内見をするときにドアや階段、エレベーターなどのサイズなどを測っておくのが常識です。

万が一、引っ越し当日に運び入れることができないことが判明すると、大変なことになってしまうからです。

ドアから普通に搬入することができないということが事前に分かっていれば、引越し業者はベランダ側の窓から運び入れるなどの段取りをするはずです。

しかし、当日になってそれが判明してしまった場合には、引越し業者も準備をしていませんから、どうにもならないことになります。

もし、普通にドアから入らない可能性のある大きな家具や家電がある場合には、不動産業者に家具のサイズを教えて、現地を見てきてもらうしかないでしょう。

確かに不動産業者にとっては面倒なことですが、本来やるべき内見をしなくていいわけですから、それくらいのことはしてくれてもいいはずです。

もし、それを拒むような不動産業者であれば、契約は見送った方がいいでしょう。

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