1人暮らしならばあえてお風呂のない物件を狙うのもありかも知れません

風呂なしの物件を検索昭和の時代であれば、お風呂のない1人暮らし用のアパートというのは普通にありました。

そういったアパートの近くにはたいてい銭湯があったため、風呂なしのアパートであっても特に不便を感じることはなかったものです。

しかし、銭湯がすっかりと姿を消してしまった現在では、風呂なしのアパートに住むという選択肢はないように思えます。

ずっと風呂に入らないで生活をするということはできないからです。

ただ、最近の若い人のなかには、ほとんど湯船につかるということをせずに、シャワーだけで済ませてしまうという人も多いようです。

そういった人向けに、あえて浴槽を設置せずに、シャワールームだけの物件もあったりします。

実は、節約志向の人にはそういった物件はねらい目だったりするのです。

1人暮らしで毎日お風呂に入るというのは贅沢?

1人暮らしの人が浴槽にお湯をいっぱいに張って、のんびりとお風呂につかるというのは、ある意味ではとても贅沢だと思います。

家族で暮らす場合であれば、同じ湯船に何人もつかるわけですから、1人当たりの水道光熱費は割安になります。

それに対して1人暮らしの人の場合、湯船に張ったお湯は自分専用となります。

考えてみれば、ずいぶんもったいない話です。

1人暮らし用のアパートに設置されている湯船にお湯を張ると、だいたい200リットルほどの水を消費します。

毎日風呂に入るとなると、1ヵ月あたり6000リットルということになります。

つまり、毎月自分一人のためだけに6㎥の水を使うことになります。

水道料金は地域によって異なりますが、6㎥だと1,000円くらいだと考えていいと思います。

さらに、お風呂を沸かすためのガス代もかかります。

200リットルの水を20度から45度まで温めるためにかかるガス料金は70円ほどだといわれています。

1回あたり70円ということになれば、1ヵ月あたり2,100円ということになります。

水道代と合わせると、お風呂に入るための1ヵ月当たりのコストは3,000円くらいということになります。

これが4人家族だと、1人あたり750円で済むわけです。

そのため、最近の若い人はあえて湯船にお湯を張らずに、シャワーで済ませてしまうことも多いのだと思います。

シャワーだけの物件であれば家賃が割安になります

シャワールーム普段はシャワーのみで済ませてしまい、湯船につかるということは滅多にないという人であれば、あえて風呂なしシャワーのみの物件をねらってみるのもいいかも知れません。

なぜなら、風呂付の物件にくらべて、家賃が5千円から1万円程度安いことが多いからです。

湯船を設置しないわけですから建築時の費用が安く済みますし、物件としての人気も風呂ありの物件とくらべるとだいぶ落ちることになります。

そのため、同じ広さの賃貸物件であっても、一般的な相場よりも安く借りることができるわけです。

湯船にお風呂を張らないことで水道光熱費が浮くだけではなく、さらに家賃まで安くなるということであれば、かなりの節約になります。

節約志向の人は、狙ってみるといいかも知れません。

家賃や光熱費だけではないお風呂に入らないメリット

風呂なしの賃貸物件を借りることのメリットは、家賃が安くなったり光熱費を節約できたりするという点だけではありません。

実は、お風呂に入らないことによって、時間も節約できることになるのです。

お風呂に入るとなると、そのために20分~30分の時間を使うことになってしまいます。

冬場などは、のんびりと1時間近く湯船につかってしまうという人もいることでしょう。

ところが、シャワーであれば10分程度で済んでしまいますの、時間の節約にもなるわけです。

また、節約できる時間はお風呂に入っている時間だけではありません。

お風呂に入らないということであれば、浴槽を掃除する必要がないため、その分の時間も節約できることになると思います。

自分一人しか入らないのに、毎日浴槽を掃除するというのは、思った以上に負担になるに違いありません。

そういった意味では、面倒くさがり屋の1人暮らしの人にとっては、手のかからないシャワーだけの生活というのも十分にありだと思います。

アパートやマンションにお風呂がないことのデメリット

バツの札を持つ男性シャワーのみでお風呂のない物件の場合、水道光熱費や家賃が節約できたり、時間を節約できたりといったメリットがあることがお分かりいただけたかと思います。

しかし、お風呂がないことによるデメリットも当然ありますので、風呂なしの賃貸物件をかりる際にはそのことを十分に頭に入れておく必要があります。

なんだか1日の疲れが取れた気がしない

やはり、湯船に肩までつかってくつろぐことの至福感は、何物にも代えがたいものがあります。

仕事で疲れて帰ってきた夜などに、湯船にのんびりとひたることで、たまった疲れが一気に取れるような気がするものです。

しかし、シャワーだけだと、どうしても体の汚れを落とすことがメインとなるため、リラックス効果はあまり期待できません。

癒しという点だけで考えた場合には、湯船がある物件の方にあきらかに軍配が上がるといえそうです。

真冬にシャワーだけでは体が暖まらない

夏場であればシャワーだけでもまったく問題ないという人でも、冬場になると暖かい浴槽が恋しくなると思います。

寒空のなかを歩いて帰宅したときには、まっさきに暖かいお風呂に入って身体を温めたいと誰もが思うことでしょう。

シャワーだけだと、お湯の温度をかなり高めに設定して浴びたとしても、身体の芯まで温めるということはできません。

身体を温めようとして長時間シャワーを浴びていると、こんどは水道光熱費がかかってしまうことになり、風呂なし物件を選んだメリットが半減してしまいます。

まだ体に温水を浴びている間はいいとしても、シャンプーをしているときなどは、濡れたからだからどんどん体温が奪われるので、ガタガタと震えてしまうに違いありません。

身体が芯まで暖まりませんから、シャワー室をでたあとに体をふくのも寒さに耐えながらになってしまいます。

体が不潔になってしまう可能性もあります

お風呂に入らない人真冬にシャワーを浴びるというのは、寒さに震えながらになってしまうために、そのうち面倒になって浴びなくなってしまったりします。

毎日お風呂に入る習慣のある人であれば、1日入らなかっただけで気になってしまうものです。

しかし、シャワーだけだと、お風呂に入ったときのような満足感がないために、汗をかかない冬場だと1日や2日浴びなくても気にならなくなってしまったりします。

寒い日にわざわざ裸になってシャワールームに行くくらいなら、そのまま下着だけ取り変えて暖かい布団に入って寝てしまった方がいいと思ったりしてしまいます。

もちろん、そういったことが何日も続けば体は不潔になってしまいますが、1人暮らしの場合はまわりに誰も咎める人がいませんので、どうしても楽な方に流されてしまいます。

どちらがいいのかは最終的にはその人の価値観

このように、お風呂がなくてシャワーだけの物件には、さまざまなメリットもありますが、それと同時にデメリットも少なからずあるということがお分かりになったかと思います。

人それぞれの考え方や価値観がありますから、一概にどちらがいいとはいえません。

節約志向の方であればシャワーのみの物件がねらい目ということになると思いますし、冬場にお風呂に入れない生活なんて考えられないという人は、風呂付の物件を借りればいいことになります。

また、風呂付の物件であっても、夏場はシャワーだけで済ませて水道光熱費を節約するという使い方もできます。

経済的にはお得なシャワールームだけの風呂なし物件ですが、こらからずっと風呂なし生活が続くことに耐えられるかどうかを冷静に考えて契約をする必要はありそうです。

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