引っ越しの際は違法な不用品回収業者にご用心!~モグリの業者が増えています

不用品の山引っ越しの際の荷物はなるべく少ない方がいいので、使わないものはなるべく事前に処分をしておくべきです。

しかし、不用品を処分するにもお金がかかりますので、できるだけ安い不用品回収業者を利用したいと誰もがおもうことでしょう。

そういったときに注意をしなければならないのが、モグリの業者です。

無料で不用品を回収するといっておきながら、いろいろと難癖をつけて法外な回収料を取るモグリの悪徳業者もいますので、注意をしなければなりません。

無料で回収をうたう不用品回収業者にはご用心

不用品を処分するのには、基本的にお金がかかります。

しかし、不用品の無料回収をうたう業者のチラシがポストに投函したり、ホームページ上で無料回収をアピールしていたりする業者も少なからずいます。

また、軽トラックなどで不用品の無料回収をアナウンスしながら巡回をしている業者もときどきみかけます。

かつてのちり紙交換スタイルでの不用品回収業者です。

無料という言葉にはどうしても魅力を感じてしまいますが、不用品の回収に限っては「タダよりも高いものはない」という結果になりかねませんので、十分に注意をする必要があります。

無料であることをうたいながら、実際に不用品をトラックに積み終わったとたんに、処分料がかかるなどと難癖をつけて高額なお金を請求する悪徳業者も多いのです。

これらは「先積み」と呼ばれる手口で、「そんな高額なお金は払えない」とお断りをすると「俺がトラックに積み込んだ手間賃はどうしてくれるんだ」などとすごんで、お金を巻き上げる手口です。

回収費用として13万円を請求された70代の女性が、怖くなって11万3千円を支払ってしまったという事件も実際にありました。

その後に業者が摘発されていますが、こういったことは、まさに氷山の一角なのだと思います。

不用品回収業者を選ぶ際には、「無料」の言葉に騙されないようにしなければいけません。

不用品回収業者には「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要

一般廃棄物収集運搬業許可証不用品回収とか廃品回収と呼ばれている仕事は、トラックさえ持っていれば誰でも出来る仕事のように感じるかもしれません。

しかし、実際には誰もが簡単にできるような仕事ではないのです。

なぜなら、不用品や廃品の回収には、必ず不法投棄の問題が発生することになるからです。

そのため、そういった仕事をするためには「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要になるのです。

もし、これらの許可を得ていないものが不用品回収の業務を行うと、無許可営業ということになります。

つまり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第7条第1項及び第6項に違反することになりますので、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科せられる可能性があるわけです。

しかし、「一般廃棄物収集運搬業」の許可をもらうというのは、極めて難しいというのが現実です。

基本的には各市区町村が許可を与えることになるのですが、どこの自治体も新規の業者登録は受け付けていないというのが実情です。

利権がらみの問題であまり業者を増やしたくないといったことがあるのかも知れませんし、業者の数を増やしてしまうと自治体として管理をするのが大変になるといった理由があるのかも知れません。

許可をした業者が不法投棄などをすれば、自治体の責任を問われかねませんから、許可をすることに慎重になるのは当然のことです。

そういった諸々の理由があるために、新規で不用品回収業者を始めようとしても、実質的には不可能といった状況になっているわけです。

ですから、軽トラックでアナウンスをしながら不用品の回収にまわっている業者は、ほぼすべてが無許可のモグリ業者だと考えていいと思います。

気をつけなければいけない不用品回収業者とは?

不用品回収業者で気をつけなければいけないのは、軽トラックでアナウンスをしながら巡回している業者だけではありません。

たとえば、ポストに「無料で不用品を回収します」などというチラシが入っていたりすることがあると思いますが、基本的にそういった業者も怪しいと考えていいでしょう。

ゴミを処分するのに無料というのは基本的にあり得ない話ですから、おそらく業者が転売などで利益を出せないものは有料ということになるはずです。

不法投棄場合によっては、転売できる商品だけを抜いて、残りの不用品を不法投棄されてしまうかも知れません。

また、空き地に「不用品を引き取ります」などと書かれた看板が立っていたりすることもあります。

そこに不用品を集めさせておいて、あとから業者が回収をしにくるのでしょうが、こういった業者もほぼ間違いなく無許可のモグリ業者ですから、お金にならないものは不法投棄をされてしまう可能性があります。

同様に、ホームページなどで不用品無料回収などをうたっている業者もありますが、こういった業者もモグリの可能性が高いといえます。

ホームページのどこかに「一般廃棄物収集運搬業」の許可を受けたということが書かれているかどうかを必ず確認してから依頼をするようにしなければなりません。

自治体のリサイクルセンターに持ち込むのが料金的にはベスト

引っ越しに伴う不用品を、より安全に安く処分しようと思ったら、自治体のリサイクルセンターに自分で持ち込むのが無難です。

民間の業者に依頼するのにくらべて料金的にだいぶ安くなりますし、モグリの業者によって不法投棄をされる心配もありません。

しかし、リサイクルセンターに出す場合には難点もあります。

リサイクルセンターで回収をしてもらうためには、指定された場所まで不用品を運んでおかなくてはなりません。

小さなものであれば問題ありませんが、大型の家具や家電などを運び出すというのはなかなかの重労働です。

リサイクルセンターの回収車また、リサイクルセンターが不用品を回収に来てくれるまでには、1週間から2週間かかってしまうことも多く、場合によっては引っ越し当日までに間に合わなくなる可能性もあります。

料金的には民間の不用品回収業者よりも魅力的な自治体のリサイクルセンターですが、このようなデメリットもあるわけです。

便利屋にリサイクルセンターまで運んでもらう方法もあります

民間の不用品回収業者に依頼をすると料金的に高くついてしまうし、かといって自分でリサイクルセンターに出すにしても、さまざまな問題点があります。

そこでおすすめなのが、便利屋に手伝ってもらってリサイクルセンターに持ち込む方法です。

もちろん、便利屋で「一般廃棄物収集運搬業」の許可をとっているところは少ないと思いますので、便利屋に丸投げの形で不用品を処分してもらうことはできません。

便利屋にできるのは、あくまでも不用品処分のお手伝いということになります。

ですから、不用品をトラックに積んでリサイクルセンターまで運ぶお手伝いをするというのが便利屋の仕事になります。

リサイクルセンターに不用品を出すのはあくまでも本人となりますから、便利屋と一緒に窓口まで行く必要があります。

こうすることで、自分1人では部屋から運び出すことができないような大きな不用品なども、便利屋に手伝ってもらいながら運ぶことができます。

また、リサイクルセンターの回収のように1週間も2週間も待たされることもありません。

料金的にも、民間の処分業者にすべてやってもらうよりも安くできると思います。

また、処分する不用品がそれほど多くない場合には、赤帽などを利用してリサイクルセンターまでの荷物の運搬を依頼するということもできるでしょう。

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