長距離の引っ越しで荷物の搬入のタイミングが業者と合わないときはどうする?

長距離近場への引っ越しであれば、大抵はその日のうちに搬出から搬入までの作業を一通り終えることが可能です。

荷物を積んだら、そのまま一緒に引越し業者といっしょに転居先まで移動をすればいいわけです。※引越し業者のトラックに同乗することはできません。

ところが、長距離の引っ越しの場合には、荷物を積み込むときは問題ないとしても、下ろすときのタイミングを業者と合わせるのが難しくなります。

距離によっては、チャーター便であっても転居先に着くのが2~3日後になることもありますし、混載便の場合には1週間近くかかってしまうこともあります。

荷物を積み込むときには、会社が休みの土日などを利用したとしても、荷物が到着の日は仕事があるために立ち合いができなくなってしまう可能性もあります。

また、引継ぎの仕事が残っているために、とりあえず引っ越しの荷物だけは先に送っておいて、自分は後から行くというパターンもあるでしょう。

このように、長距離の引っ越しをするときに発生する、荷物の受け取りに関する問題をどのように解決したらいいのでしょうか。


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依頼人が立ち会って荷物を置く場所を指示するのが基本

もし、引越し業者に転居先の合鍵を渡して、勝手に荷物をおろしていってもらうことが可能であれば、荷物の受け取りのタイミングに関する問題は解決できることになります。

しかし、基本的にどこの引越し業者も、依頼者の立ち会いがない状態で荷物をおろしていくということはしません。

依頼者の立ち会いがない状態だと、荷物をどの部屋においていいのかの判断がつかずに、あとでトラブルのもとになるからです。

たとえ見取り図などに家具などを置く場所を書いて渡したとしても、勘違いをして別の場所におろしてしまうことがないとはいえません。

あとで「移動してほしい」などと言われたら2度手間になってしまうため、荷物をおろす場所は依頼者立ち会いをしたうえで、指示をするというのが基本になります。

家具や家電の傷や破損に関するトラブルを避けるため

ドアの汚れまた、引越し業者は、荷物を運ぶプロではありますが、運搬中に家具や家電などをぶつけたり落としてしまったりして、破損させてしまうこともあり得ますし、転居先の床や壁などを傷つけてしまうこともあるでしょう。

そういったときに、依頼者の立ち会いがないと、お互いに困ることになるわけです。

仮にそのような破損や傷をつけるなどのトラブルがあった場合には、依頼者がその場で引越し業者に対して指摘をしなければなりません。

引越し業者は保険に加入していますから、あきらかに自分たちのミスが原因で破損をさせてしまったり傷をつけてしまったりした場合には、その場で指摘をすることで補償をしてくれます。

ところが、当日に立ち会いをせずに、あとになってそういった点を主張したとしても、なかなか認めてもらえないというのが実情です。

また、もともとあった家具などの傷や破損を、依頼人が勘違いをして引越し業者のせいにする可能性もあります。

そのため、大切な家具や家電に関しては、荷物を運ぶ前と運んだあとで、依頼者立ち会いのものとに傷や破損がないかを確認するのが一般的です。

依頼者の立ち会いがないと、そういった確認作業ができずに、自分たちが濡れ衣を着せられる可能性があるために、引越し業者は立会人なしでの荷卸しを嫌がるのです。

荷物の紛失や盗難などが起こり得る可能性もあります

プロである引越し業者が荷物を紛失するなんてありえないと思うかも知れませんが、実は引越し業者による荷物の紛失というのはときどき起こります。

特に、混載便と呼ばれる、他の依頼者の荷物と一緒に大型トラックで運ぶプランの場合には、紛失や誤配などがよく起こるといわれています。

また、信じられないような話ですが、引越し業者による盗難というのも、実際にはあるのです。

特に、3月や4月などの繁忙期のときには、どこの引越し業者も大量のアルバイトを雇っていますから、社員の目が行き届かないこともあります。

アルバイトのなかに、泥棒をするような人物が紛れ込んでしまうことも少なくないのです。

特に、パソコンやオーディオといった高額なものは、狙われやすいといえます。

引越し業者が、立会人なしで荷卸しをするのを嫌がるのは、そういった紛失や盗難によるトラブルを避けたいという思いもあるのです。

依頼者がしっかりと立ち会って、積み込んだときの荷物とまったく同じ数の荷物があることをその場で確認してくれれば問題ありません。

しかし、後日「○○がなくなっている」などと連絡をもらっても、まともな対応はできないというのが正直なところなのでしょう。

代理で他の人に立ち会いをしてもらうときに注意すべきこと

注意することどうしても荷卸しのときに立ち会うことができないということであれば、代理人を依頼する必要があります。

代理人の候補としては、家族や親せき、マンションの管理人、寮の管理人、会社の部下や同僚などが考えられます。

転居先の近くに、立ち会いのできる家族や親せきがいれば一番いいのですが、遠距離の引っ越しともなるとなかなか難しいことでしょう。

マンションの場合は、マンションの管理人に依頼をすることも可能ですが、必ずしも応じてくれるとは限りません。

マンションの管理人というのは、あくまでも他人ですから、荷物の置き場所や家具の破損に関する確認などの責任を負わされるのは、荷が重いに違いありません。

会社の社宅や学生寮などであれば、社宅や寮の管理人が立ち会いをしてくれることも多いようなので、事前に相談をしてみるといいでしょう。

転勤に伴う引っ越しであれば、会社の同僚や部下に立ち会いをしてもらうということも可能かもしれません。

しかし、同僚や部下に何かあったときの責任を負わせるわけにはいきませんので、その点は気を使ってあげなければいけないと思います。

また、どうしても立ち会いの代理人が見つからない場合には、便利屋などに依頼をすることも可能かもしれませんが、どこまでしっかりと立ち会いをしてくれるかは、その便利屋の技量にかかっているといえそうです。

どうしても立ち会いができないときは荷物を一時保管してもらう

どうしてもスケジュール的に合わなくて荷卸しの立ち合いができず、なおかつ代理人に依頼するのも難しいという場合には、引越し業者に荷物を一時的に預かってもらうという方法を選択しなければならなくなります。

大手の引越し業者であれば、荷物の一時預かりに対応していることが多いですが、中小の業者の場合には対応していないこともありますので、事前に確認をしておくことが大切です。

また、荷物の一時預かりには、別途料金が発生してしまうのが一般的です。

保管場所への荷物の積み下ろしの手間賃や、トランクルームなどの利用料が発生してしまいますので、費用が発生してしまうのは仕方のないことです。

JRのコンテナ便を使うという方法もあります

JR貨物引っ越しは、必ずしもトラックで荷物を運ばなければならないというものではありません。

長距離の引っ越しの場合には、JRの貨物列車を使ったコンテナ便が意外に便利です。

コンテナ便の場合、トラックに積んできたコンテナをそのまま貨車に積み込み、目的地近くの駅まで貨物列車で運んだあと、再びそのコンテナをトラックに積んで荷卸し先に向かうことになります。

実はこのコンテナ便を利用すると、貨物列車が到着したあと5日間だけ無料で荷物の保管をしてもらうことが可能なのです。

それ以上の期間保管したい場合であっても、1日あたり1,000円の料金で延長が可能です。

コンテナのまま保管するために、荷物を一時的におろしたり積んだりという手間がかからない分、リーズナブルになっているわけです。

長距離の引っ越しで、どうしても荷物の受取日に立ち会いが難しいという人の場合は、JR貨物によるコンテナ便を検討してみるといいでしょう。


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