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新居への引っ越しが決まって準備の段階に入ったけど、まず何から始めたたらいいかわからない、、手続きや引っ越し前にしておくべき対策の情報は目にするけど、いつまでに何をすればいいんだろう、、
引っ越しする時、このような疑問を抱いたことがある人は少なくないでしょう。荷造りや引っ越し業者の選定はもちろん、入居に伴う様々な手続きに頭を悩ませる人は多いはずです。
そこで、この記事では、引っ越し準備開始から入居までの流れをスムーズに進めるために必要な手続きと、新しい住まいを快適な状態にするための掃除や準備を項目ごとに細かくご紹介します。
また、入居前の掃除や準備に役立つアイテムについても後半に紹介していますので、準備を始める際に参考にしてみてください。
入居前に引っ越しの不安を解消し、よりよい新生活のスタートを切っていきましょう。
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【時期別】入居前にやるべき手続き
新居が決まって大体の見積もりも把握できたけど、今やっておくべきことが分からない、、
そういった悩みを解決すべく、新たな物件への入居前に必要な手続きとその内容を時期別に分けて紹介していきます。
大体いつ頃に何をすればよいかを整理するうえで、事前に確認しておくと分かりやすくなります。
引っ越し決定直後
まず、引っ越しすることが決定した地点でなるべく早く行っておくべきことは、新居の見学と契約書確認・引っ越し業者の選定・住んでいる物件の退去手続き・月額サービス(インターネットなど)の住所更新の4点です。
新居の見学は、設備内容の確認のほか、家具や家電のレイアウトを考えるうえで役立ちます。
また、近隣環境やアクセスを実際に検証することができます。安心できる住環境かどうかが目で見て判断できるため、早めに行っておくと良いです。
あわせて、新居で傷や破損、汚れを見つけた際に写真を撮影しておくと、のちに原状回復の証明をする際に便利です。原状回復については後の記事で解説しています。
また、引っ越し業者の選定は、時期によっては手配が困難な場合もあるため、引っ越し決定後すぐに取り掛かる必要があることを頭に入れておきましょう。引っ越し業者の繁忙期や閑散期の情報をよく確認し、一括見積もりサービスを利用して複数の業者から相見積もりを行い、引っ越しにかかる予算相場をしっかりと把握しておきましょう。
一括見積もりサービスについては以下の記事にて解説しています。 一括見積もりって実際どう?利用者の声を紹介! 引越し業者の繁忙期に一括見積もりを利用しても意味がないのか?
予算相場確認やお得に引っ越しできるプラン検索は、簡単な情報入力だけで引越し価格ガイドから確認できます。
そして、忘れてはいけないのが退去手続きです。退去の申請は原則、退去日の1ヶ月前と定められています。手続きを忘れると退去日が遅れ、家賃の支払いが継続して発生する可能性があるため、要注意です。駐輪場・駐車場の解約も忘れずに行いましょう。
さらに、ネット環境の利用やテレビの閲覧をする場合は、旧居の住所から新居のものへ住所の変更が必要です。入居後にインターネットが使えない!テレビが見られない、、ということにならないように、早期に変更・登録を済ませましょう。
引っ越し1ヵ月~1週間前
引っ越し1か月~1週間前になると、必要な手続きや作業がかなり増えてきます。とはいえ、各手続きを行う日程を決めて少しずつ進めていけば、難しいことはありません。
具体的には、荷造り作業・学校や勤務先への届け・住民票の転出や転入手続き・郵便番号の登録変更・粗大ごみの処分・公共サービスの解約と契約・保険の住所変更などが挙げられます。
引っ越しが目前に迫ってくると、まずしなければならないのが荷造り作業です。引っ越し直前まで使用しなければならない家電や家具を除き、新居へ運ぶ必要のある物品を整理して、ダンボールに梱包していきます。その際に、もう使用しない家具は粗大ごみとして処分するなど、不用品の整理も同時に行うと良いでしょう。粗大ごみとして不用品を処分する手もありますが、不用品回収業者に回収を依頼するといった方法もあります。
不用品回収依頼や見積もりについてはこちら↓ [fuyouhinn–center]
また、生命保険や自動車保険などの保険契約内容の住所変更は、引っ越し日が決定したら可能な限り早めに行うべきです。
公共サービスを含むライフラインの手続きも同時に行っておくと、入居時に手間を省くことができます。電気、ガス、水道などの公共料金の新規契約や移転手続きは、直接の電話でも応対は可能ですが、引っ越しの繁忙期になると混雑が予想されます。インターネットから手続きをすることもできるので、事前に行っておくといいでしょう。
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より詳しい手続き内容については、以下の記事で解説しています。 引越しの前に忘れてはいけない手続き・役所・電力会社・水道局・NHK
引っ越し前日
あらゆる手続きや解約・新規契約が完了した後は、引っ越しの前日までにごみの最終処分・水抜きやコンセント抜き、荷造りを済ませることが残っています。
引っ越し前に日常生活で出たごみをすべて回収したうえで、退去確認時になるべく入居前と同じ状態になるように旧居の掃除を行います。荷物回収時に部屋の中に物がない状態になるのが理想です。
また、水抜きに関しては電化製品が主な対象になります。冷蔵庫や洗濯機などの家電は、中を空にしておきます。そして、コンセントを使用する各家電に関しては、コンセントを抜いて運び出しができるような状態にしておくと良いです。
冷蔵庫の水抜きについては以下の記事で解説しています。 引越し当日までに冷蔵庫の霜取りや水抜きは必須~運搬は横倒しNG
翌日には確実に旧居を退去できるように、その他必要な準備も進めておきましょう。
引っ越し当日
引っ越しの当日は、忘れ物が見つかりがちな場所を再度よく確認するほか、傷や汚れの有無・設備の動作の確認を行っておき、必要な場合は管理会社に連絡しておく必要があります。
また、新居に行った際の室内チェック・見学の際に見落とした部分の写真撮影なども行っておくと非常に便利です。
旧居・新居の見回りを入念に行って、円滑な引っ越し作業と快適な新生活を目指しましょう。
入居前にやるべき掃除や準備
続いて、入居前にしておくと良い掃除や準備についてご紹介していきます。これらの対策を一つ一つ行うと、各部屋や設備を清潔できれいな状態に維持できるだけでなく、入居後の毎回のお部屋の掃除も格段に楽になります。
新居の内見をする機会などに頭の片隅に置いておき、対策するべき場所などを見ておくことができると良いでしょう。
壁・床の掃除や保護
まず第一に、壁や床などはある程度掃除した後に、保護シートやマットなどを敷いておくと良いでしょう。
柔らかい素材の壁やフローリング、畳などは家具搬入時にうっかりひっかき傷や凹みなどがついてしまうことがあります。一旦傷をつけてしまうと、退去の際に無駄に高い費用を支払わなければならなくなる、、といったことも起きかねます。
洗濯機や冷蔵庫などの重量のある家電は、専用の台座やマットを購入して、あらかじめ入居前から設置しておくと心配が減ります。
水まわりの掃除や防カビ
水まわりは特に水垢や汚れが目立ちます。また、一度生えてきてしまったカビは、完全に取り除くことが難しくなります。お風呂・洗面台・鏡それぞれに撥水や汚れ防止のためのコーティングを施すことや、細かい設備の隙間埋めを行うようにしましょう。
浴室のドアパッキンや洗面台の淵などは、マスキングテープでカバーすることで、こびりついたしつこい汚れを落とす手間が減ります。
害虫対策
害虫対策においては、室内を清潔に保つほか、エアコンの換気口や網戸、お風呂や洗面所、トイレなどの配管にも注意が必要です。外からお部屋への害虫の侵入経路となりうる隙間がたくさんありますので、それらを塞ぐためのキャップやスプレーも必要になってきます。
引っ越し先が新居の場合、基本的に問題になることは考えにくいですが、賃貸物件や中古住宅の場合は経年劣化やホコリや汚れの蓄積があり、虫の侵入が起こりやすいです。そのため、室内や各設備の虫害対策を怠らないようにしましょう。
さらに、荷物を新居へ搬入する際に使用した段ボールなどには、虫が寄り付きやすいです。夏場など湿度が高い季節に引っ越しを検討している際は、旧居から虫を運び込まないように気を付けてください。
入居前の掃除や準備に役立つアイテム
実際に入居前に掃除や準備、対策などを行っていく上で、用意しておくべきグッズを7項目に分けてご紹介します。
実際には、入居してからも定期的に各部屋の掃除やメンテナンスを行うことは必須です。これらのアイテムは、様々な場面で多用途に活躍するため知っておくと便利です。早いうちにチェックしておきましょう。
ワイパー
1つは持っておくべきといえるのが、ワイパーです。
クイックルワイパーなどのフローリングのチリ・ホコリ取り専用のものと、浴室の鏡の曇り止め用の水切りワイパーの2種類を持っておくと、掃除が大変楽になります。
掃除機やほうきでは取り除けなかった場所や、部屋の隅などの細かい部分まで一掃できる上、使い捨てのシートを取り付けるタイプのワイパーは手入れも簡単にできます。
水切りワイパーは、鏡の曇りを軽減したいときや洗面器の周りの水垢対策に有効活用できます。鏡用の曇り止めスプレーなどを使用するより、コストパフォーマンスを優先したいという人にもおすすめできます。
各場所専用のフィルター・カバー
ホコリや汚れがたまりやすい換気扇や通気口などには、フィルタ―やカバーをあらかじめ付けておくことで毎回の掃除の負担を減らすことができます。
キッチン周りやエアコン、通気口、浴室乾燥機など様々な場所に設置することで、ホコリや部屋に入ってくる空気の汚れや油煙を防ぐ効果があります。
キッチンのレンジフードに設置するフィルタ―は、金属フィルターの代わりになる使い捨て不燃紙製フィルタ―や、貼ってはがせるタイプのものもあります。
トイレや洗面所の換気扇に設置するタイプは、浮き出てくる模様で交換時期が分かりやすくなっています。
ホコリやハウスダストが気になるという方は、入居前に各場所に設置する上で、ストックも用意しておくと便利です。
コーティング剤
水回りの撥水コーティングや、フローリングのワックスがけに便利なのが、コーティング剤です。よく使う場所や汚れが目立ちやすい場所にスポンジで塗布することで、表面を入居前のピカピカに近い状態に保つことができます。
どの場所をどういった方法でコーティングするかによって、コーティング剤は異なってきますので、用途に合わせて正しいものを使うようにしましょう。
水回りのコーティングは主に、フッ素コーティング・シリコンコーティング・ガラスコーティングの3種類に分けられ、塗料や素材によって発揮される効果と効果持続年数が変わりますが、防カビ・撥水・汚れ防止・防キズ・抗菌など、効果が多く効果持続年数が高いガラスコーティングなどはより値段が高くなります。
一方で、フロアコーティングは、ウレタンコーティング・シリコンコーティング・ガラスコーティング・UVコーティングの4種類に分けられ、油性、水性の2タイプに分かれます。床の場合は、種類ごとに光沢の有無や汚れのつきにくさ、滑りにくさなどそれぞれ強みや特徴があります。
コーティングをする際は特に、荷下ろしの後の作業は移動が必要になるため、家具搬入前や入居前に行っておくと良いです。
マスキングテープ
入居前の準備に際して持っておいて損はないお役立ちアイテムとして、マスキングテープが
挙げられます。
主な用途としては、掃除しにくくホコリが溜まりやすい部屋の角や各設備の繋ぎ目部分、窓枠部分などに貼っておくことで、汚れや害虫を防ぐといった目的で使います。
ガラスの汚れ予防やUVカットができるガラス専用のマスキングテープや、防虫効果のあるマスキングテープなど、種類も多様な上にダイソーやほかの100円ショップでも取り揃えてあります。
貼った後も綺麗にはがせるので、賃貸物件でも安心できます。
防カビ剤
次に、湿気がたまりやすい場所のカビ対策に効果的な防カビ剤もあると便利です。
防カビ剤には、主に置くだけタイプ・スプレータイプ・燻煙タイプの3種類があり、用途や場所に合わせて幅広く活用できるアイテムです。
置くだけタイプの防カビ剤は、クローゼットや押し入れ、タンスなどの場所に最適です。中には、ハンガーと同じ場所に吊り下げられるタイプや、各場所に貼り付けられる粘着性のものなどもあります。
スプレータイプは、キッチン・お風呂・玄関・下駄箱など、場所を問わず使用することができます。水回りのカビが気になるところや、隙間などピンポイントでの使用がおすすめです。布や衣類などにも使用することができるものもあるので、チェックしておくといいでしょう。
燻煙タイプは、各部屋や浴室など、部屋全体でカビ予防をしたいときに最適です。夏場は特に、カビ発生が不安になります。部屋のなるべく中央に設置し、煙を焚いている間30ー60分ほどしばらく待つだけで簡単にカビを防ぐことができます。
多種多様なタイプがある防カビ剤は、薬局やホームセンター、その他さまざまな場所で手に入るため、用途や場所に合わせて買いそろえておきましょう。
保護マット・パッド
保護マット・パッドは、家具や家電の重みによる凹みや傷、汚れを防ぐほか、滑り止めの目的で使われるマットです。
防水性能のあるやわらかいPVC製の防水マットや、フェルトやゴム、シリコン製の家具の足や四隅に設置するパッド、また冷蔵庫などの下に敷くキズ防止マットなどと沢山の種類があり、目的や用途によって使い分けられるようになっています。
家具搬入時のフローリングの傷防止や、和室の畳の凹み対策に用いることができるほか、食器棚や靴箱の下に敷くことで食器の転落や泥汚れで悩むこともなくなります。
害虫対策グッズ
害虫対策グッズは、対策の仕方や場所によって数多く種類があります。網戸に付ける防虫剤だけでも、塗るタイプやスプレータイプ、直接貼るタイプなどがあります。
また、入居前の害虫対策として特に持っておくべきグッズとして、ゴキブリ駆除剤・殺虫剤の2種類があります。
ゴキブリ駆除剤は、冷蔵庫やキッチンの戸棚、コンロや流しの近く、または室外機やベランダのそばなどを含む室内外の暖かく湿気のある場所に設置しておきましょう。
定期的に駆除剤の取り換えをすることで、ゴキブリの侵入を確実に防ぐことが重要です。
殺虫剤には、防カビ剤と同じように燻煙タイプとスプレータイプの2種類があります。使用方法は基本的に同じですが、燻煙タイプを使用する場合は、火災報知器の真下に設置することを避けるか、カバーなどで覆うなどの工夫をすることを忘れないようにしましょう。
入居前からできる新居の掃除・害虫対策・コーティングなどに役立つアイテムをお部屋や設備別により細かく紹介している記事もありますので、ぜひ準備の際には参考にしてください!▼
入居前の掃除や準備のメリット
入居前に少しでもこれらの掃除や準備を行っておくことで、住み始めてから得られるメリットは大きいです。荷造りや手続きや日程調整であまり余裕がないだろうし、、と思っている人でも、後のことを考えれば先にやっておくべきことが大いにあります。
ここからは、入居前・引っ越し前の対策としてできることを行う上でのメリットをご紹介します。
引っ越し後の掃除や片づけの手間が省ける
まず1つは、入居直後や住み始めてからの片づけや掃除の際に、やらなければいけないことの負担を軽減できます。
新居にやって来てからは、荷下ろしの際に使用した段ボールや荷物を梱包していた発泡スチロールなどのごみの片付けや、家具・インテリアの設置などのほか、やるべきことがたくさん残っています。入居前後は手続きにかかる時間も確保しておく必要があるため、事前にできることを済ませておいて作業量を減らす対策をしておくことが大切です。
さらに、汚れやカビ、防虫対策に関しては、事前に行っておくことで住み始めてからの各部屋の掃除がかなり楽になります。入居前の対策自体もそんなに大変ではないので、やっておくに越したことはないはずです。
原状回復の証明になる
2つ目は、入居前に各部屋内の状態を確認しておくことで、再度引っ越しするために今の新居から退去する際に管理会社へ原状回復の証明ができることです。
原状回復とは、退去前に、部屋を引っ越し前の新居の状態(傷みのない清潔な状態)に戻すことを指します。
壁面や床面に傷みがある場合やゴミやダニに関する問題がある場合、室内の状況が劣化している場合は、管理会社などから原状回復の費用の一部または全額支払いを求められることもあります。原状回復の費用は、入居時に支払った敷金から控除される方法と、賃貸住宅保険の適用で保険会社によって支払われる方法があります。しかし、原状回復費用が敷金を上回る場合などは、その差額を支払うことになりかねます。
さらに、部屋の管理状況によっては、敷金が返還されなかった、、ということが起こる場合もあるので、注意が必要です。
事前にできる対策として、入居前に床や壁などにすでに傷や汚れが確認できた場合は、その場で写真を撮影しておく方法が挙げられます。
なお、原状回復について、国土交通省が現状回復ガイドラインを出しております。トラブルを未然に防いだり、早期解決を図るためにもぜひ一度目を通しておくことをおすすめします。
原状回復をめぐるトラブルとガイドライン (mlit.go.jp)
荷物搬入時の傷や汚れを防げる
3つ目は、実際に引っ越しをして荷下ろしをするときにひと工夫しておくことで、床や壁に傷や汚れが付くことを防げることです。
椅子やテーブルなどの家具の足にカバーやソックスを付けておくことや、保護マットや台を敷くなどに加え、撥水コーティングなどを行っておくと、運び入れの際の傷から、日常生活に伴う些細な傷みや汚れまでも防止することができます。
入居までの流れをスムーズにするために
引っ越しは計画的に進めることが重要です。荷造りと並行して行うとなると、なかなか手が回らないと考えがちですが、手続きや掃除、準備を始める目安を事前に把握しリストアップしておき、入居前に順番にこなしていくことでスムーズな移行ができます。
そうすることで、入居後に何か問題が発生した際にも比較的余裕を持って対応できるようになり、安心できます。
[fuyouhinn–end]