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賃貸物件に引っ越しをするときには、新築以外であれば以前に誰かがその部屋に住んでいたということになります。
また、大家さんや不動産業者なども、内見やメンテナンスなどで何度もその部屋に出入りをしていたに違いありません。
そういった、過去にいろいろな人が出入りをしていた部屋に引っ越しをするわけですから、その部屋に盗聴器などが仕掛けられていない保証はどこにもないことになります。
「ドラマじゃあるまいし、まさか。。。」と思う人もいると思いますが、実際に部屋に盗聴器が仕掛けられているというケースはよくあるのです。
引越し業者が盗聴器発見のオプションサービスを提供しているのも、そういったケースを想定してのことです。
実際に、盗聴器はどういったところに仕掛けられているのでしょうか?
関連記事:引越し業者の盗聴器発見サービスの詳細
盗聴器が仕掛けられている意外な場所
盗聴器が仕掛けられている場所としてポピュラーなのが、コンセントや天井裏などです。
特にコンセントは狙われやすいといえます。
なぜなら、コンセント内部に設置することで、そこから電源を供給することができますので、一度設置すると半永久的に盗聴を続けることができるからです。
屋根裏などに仕掛けられているタイプのものは、電源の供給ができないために、バッテリーが切れるとやがて盗聴できなくなってしまいます。
他に電源が供給可能な場所として、ブレーカーの内部や換気扇の内部、エアコンの室外機の近辺に仕掛けられることもあります。
また、狙われやすい部屋としては、夫婦の寝室などがあげられます。
特に若い新婚さんの寝室などは、盗聴マニアの格好の餌食になってしまう可能性があります。
家電品の中に仕掛けられていることも多いようです
家電品の中というのも、昔から盗聴器が仕掛けられていることが多い場所です。
最近の盗聴器は本当にコンパクトにできていますので、家電品の内部にはいくらでも盗聴器を取り付けするだけのスペースがあります。
最初から部屋に置いてある備え付けの家電品などは、十分に気をつけた方がいいでしょう。
備え付けではなく、自分で前の家から運んできた家電品であれば大丈夫だろうと思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。
そういった家電にも、盗聴器が仕掛けられていることが実際にあるのです。
もともと住んでいた部屋ですでに仕掛けられていた可能性もありますし、信じられないかも知れませんが、引越し業者の作業員が仕掛けることもあるのです。
もちろん、そういったことをするのはほんの一握りの人ですが、盗聴器というのはどこで仕掛けられるか分からないということを、常に頭に入れておいた方がいいと思います。
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ぬいぐるみやバッグなどに仕掛けられていることもあります
女性であれば、男性からプレゼントをもらうこともあるでしょう。
実は、そういった何気なくいただいたプレゼントの中に、盗聴器が仕掛けられていることもあるのです。
たとえば、ぬいぐるみやバッグの中などです。
最近では、薄型の平べったい盗聴器もありますから、バッグの裏地の中などに巧みに仕掛けられたら簡単には気がつかないでしょう。
もちろん、そういった持ち物などに仕掛けられる盗聴器はバッテリー式ですので、いずれは機能しなくなってしまいますが、それまでの間はずっと盗み聞きされている可能性があるわけです。
芸能人などが、ファンから送られてくるプレゼント中に仕掛けられているケースなどもあるようです。
若い女性の方は、あまりよく知らない人からのプレゼントには十分に気をつけた方がよさそうです。
念のために盗聴器の調査をしておいた方がいいケース
若い女性などがセキュリティーを気にする場合には、状況にかかわらず引っ越しのタイミングで盗聴器の調査をしておくにこしたことはありません。
しかし、盗聴器調査の料金も決して安いものではありませんので、あきらかに怪しいと思われるときだけ調査をしてみたいと思う人もいるでしょう。
実際に、盗聴器が仕掛けられている可能性のある「怪しい状況」というのは、どういった状況なのでしょうか?
引っ越しにかかわる人の中にあきらかに変な人がいるとき
引っ越しをするときには、引越し業者だけではなく、大家さんや不動産屋さんなど、いろいろな人とかかわることになります。
そういった人の中に、あきらかに変な人がいる場合には、注意をした方がいいでしょう。
やたらプライベートなことを聞いて来たり、必要以上に親しく接してきたりするような場合です。
実際に、物件を紹介してもらった不動産業者の担当者にアプローチされて、ストーカーのように付きまとわれてしまったという女性もいます。
不動産業者は合鍵を持っていたりすることがありますから、部屋に侵入されて盗聴器を仕掛けられる可能性は十分にあるといえるでしょう。
そういった場合には盗聴器調査だけではなく、隠しカメラなどを設置して、不動産業者が合鍵を使って自分がいないときに部屋に侵入して下着を盗んだりしないかなどを、しっかりと監視する必要がありそうです。
離婚をした夫婦が引っ越しをしたとき
離婚をして引っ越しをすることになった場合、そのどちらかが盗聴器を仕掛けるというケースもあるようです。
それまでずっと同じ屋根の下に住んでいたわけですから、盗聴器を仕掛けるチャンスはいくらでもあるわけです。
相手が持って行く家電の中などに仕掛けてしまえば、簡単には気づかれることはありません。
なぜ仲違いをして離婚をした夫婦が、わざわざ相手の声を盗み聞きするために盗聴器を仕掛けるのかは分かりませんが、実際にそういったケースがあるようなのです。
女性が入居してくることが事前に分かっている部屋
盗聴マニアによって盗聴器を仕掛けられるのは、どうしても女性の部屋が多くなります。
そのため、その部屋に女性が引っ越しをしてくると最初から分かっているような場合には、盗聴器が仕掛けられる可能性が高くなります。
一般のマンションやアパートの場合、その部屋に越して来る人が男性なのか女性なのか分かりませんので、盗聴器を仕掛けても無意味になってしまう可能性があります。
しかし、レディースマンションや女子寮といったような場所は、引っ越しをしてくる人の大半が若い女性なので、盗聴マニアにとっては願ってもない場所ということになります。
常識的に考えれば、安全であると考えがちなレディースマンションや女子寮ですが、盗聴器が仕掛けられやすいという点だけにポイントを絞って考えた場合、非常に危険な場所であるということが言えるのです。
参考記事:一人暮らしの女性の強い味方?~女性専用賃貸物件に引っ越しをするメリットとデメリット
盗聴器の調査にはどれくらいの費用がかかるのか?
若い女性などが引っ越しをするときに気になる盗聴器ですが、実際に調査をしてもらうにはどれくらいの料金が発生するのでしょうか?
引越し業者のオプションサービスを利用する場合には、2万円~3万円ほどが相場になるようです。
ただし、引越し業者がオプションとしてやる盗聴器発見サービスは、あくまでも基本的な調査のみとなりますので、すべての盗聴器を発見できるとは限りません。
徹底的に調査をしたいということであれば、専門の業者に依頼をすることになります。
専門の業者に依頼して、盗聴だけではなく盗撮まで含めてあらゆる調査をしてもらった場合には、10万円ほどかかってしまうこともあるようです。
金額だけを見たら高いような印象を受けてしまうかも知れませんが、その後不安なく暮らしていくための安心料と割り切って考えるしかないでしょう。