赤帽を使っての引越し~単身ならこれで十分です

若い男性が荷造り
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赤と白のツートンカラーの軽自動車がトレードマークの赤帽は、町の中で見かけることも多く、親しみをもっている人もいるのではないでしょうか?

単身者や比較的少ない場合の引越しには、実は赤帽がとても便利だったりします。

ここでは、赤帽を使って引越しをするケースを考えてみたいと思います。

赤帽での引越しをシミュレーションしてみましょう

赤帽の場合は、運搬に軽トラックを使うために運べる荷物の量に限界があるというデメリットはありますが「荷物のタクシー」と呼ばれることもあり、電話1本で仕事を依頼できるそのフットワークの軽さは魅力的です。

実際にどれくらいの量の荷物を運ぶことができるのかという点や、料金について詳しく見ていきましょう。

実際にどれくらいの荷物を積めるのか?

一人暮らしの荷物赤帽の軽トラックの荷台の大きさは、幅142cm、長さ180cm、高さが約2mになります。

床面積でいうと2.5㎡ほどになり、わずか畳1枚半ほどのスペースです。これだけの広さですから、そんなにたくさんの荷物は積めません。

しかも、軽トラックということで、最大積載量も350kgまでと制限されています。

しかし、単身者で荷物の少ない人の引越しですと、この大きさですべての荷物を運べてしまいます。

近場の引越しであれば、1回で運べない分を何度かピストン輸送することも可能です。

では、赤帽の軽トラック1台で、1回にどれくらいの荷物を運べるかの目安を書いてみましょう。

布団1組、ストーブ1台、机と椅子1組、小型冷蔵庫1台、小型テレビ1台、掃除機1台、タンス1棹、洗濯機1台、中程度の段ボール箱6個。

小さな荷台ですが、これくらいは詰めてしまいます。一人暮らしの引越しであれば、なんとかなるサイズであることが理解できるかと思います。

赤帽は全国どこでも同一の料金です

日本地図と軽トラック赤帽の運送業者は、全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会という組織に属しているために、全国同一の料金設定とシステムになっています。

料金は、その他の運送業者と同様に距離制と時間制の2種類の計算方法があります。

それぞれの計算方法の違いを実際に見ていきましょう。

距離制運賃を適用した場合の事例

中国地方の地図と電卓赤帽を距離制運賃で依頼した場合には、以下の基準で料金が計算されます。

20kmまで3,800円
21km~50kmまで1kmにつき190円
51km~100kmまで1kmにつき149円
101km以上1kmにつき102円

また、距離制料金の場合、これとは別途で「荷扱い料金」と「待機料金」が別途加算されます。

荷扱い料金は、荷物の積み下ろしの合計時間が45分まで460円という設定になっています。

待機料金は60分未満であれば無料ですが、それを超えると30分ごとに925円加算される仕組みになっています。

これらの基準をもとに計算をしてみましょう。

25kmの距離を赤帽に運んでもらった場合は以下になります。

3,800円(20kmまで)+5km×190円(21kmから50km)+460円(荷扱い料金)=5,210円

これが85kmだと以下の金額になります。

3,800円(20kmまで)+30km×190円(21kmから50km)+35km(51kmから100kmまで)×149円+460円(荷扱い料金)=15,175円

高速道路を利用した場合には、その分がこれらの料金に実費分加算されます。

こうして計算してみると、赤帽はかなりリーズナブルであることがお分かりいただけるかと思います。

しかも、赤帽の場合はタクシーと同じようにメーターで料金を管理していますので明朗会計です。

時間制運賃の仕組みはどうなっている?

時計を持つ宅配の女性赤帽のもう一つの料金体系である、時間制運賃の仕組みについてみていきましょう。

2時間チャーターした場合の料金は、4,730円となります。ただし、基礎走行距離20kmまでという制限があります。この距離を超える場合ですと、時間制運賃ではなく距離制運賃が適用されます。

2時間以降、30分時間を超過するごとに1180円が加算されるシステムになっています。

まるまる1日(8時間)チャーターした場合の料金は、18,920円となっています。

この場合も、基礎走行距離が90kmまでという制限があり、これを超えると距離制運賃が適用されます。

さらに、8時間以降は30分時間を超過するごとに945円が加算されます。

また、赤帽は休日や深夜などの利用にあたっては、割増賃金が決められています。

日曜日や祝祭日の依頼の場合は2割増しとなり、深夜や早朝の依頼の場合(午後10時~午前5時まで)3割増しとなります。

距離制運賃の場合、大都市圏での依頼に対して地区割増料金が加算されます。

東京23区や大阪市の場合で410円、政令指定都市や人口50万人以上の都市で205円の割り増し料金が適用になります。

これらの料金体系とは別に、赤帽には引越し運賃料金というものが制定されています。

これは引越しに特化した運賃で、作業時間2時間以内で走行距離が20km以内という条件で、11,900円となっていますが、土曜日・日曜日・祝祭日は2割増しとなります。

赤帽のさまざまなメリット~人も運んでもらえる!?

軽ドラックで移動する男性一般の運送業者のトラックの場合、運ぶのはあくまで荷物だけであり、依頼人を助手席に同乗させるということは出来ません。

トラックは、バスやタクシーと違って人を運ぶことは出来ないのです。

ところが赤帽の場合ですと、監視という名目のもとに依頼者が助手席に同乗することが可能なのです。

このシステムを利用すれば、依頼者本人の引越し先までの交通費がまるまる浮いてしまうことになりますので、単身者などが引越しをする場合には大きなメリットとなることでしょう。

また、赤帽を使った引越しの場合は、比較的近距離の場合が多いので、荷物の梱包もそれほど厳重に行う必要がありません。

引越し業者の見積もりと比較してみましょう

業者の見積もりを男女で比較単身者の人にとってはさまざまなメリットと魅力のある赤帽ですが、実際の引越しにあたっての料金を引越し業者と比較した場合はどうなのでしょうか?

1つの具体例をもとにくらべてみましょう。

ある一人暮らしの方が、名古屋市から京都市まで引越しをしたときの、6社からとった見積もりです。距離はおよそ130kmです。

A社:36,000円
B社:37,000円
C社:47,000円
D社:65,000円
E社:70,000円
F社:79,000円

これに対して、赤帽だといくらになるでしょうか?

20kmまで:3,800円
21kmから50kmまで:190円×30=5,700円
51kmから100kmまで:149円×50=7,450円
101kmから130kmまで:102円×30=3060円

合計16,210円

これに荷扱い料金(45分まで)を加算しても16,670円となります。

休日ですとこれの2割増しとなりますので、約20,000円ということになります。

ただし引越しの場合、実際の荷物の積み下ろしが45分以内というのは厳しいと思います。

その場合は、別途引越し業務の料金が適用になり、もう少し割高な料金になります。

その場合は、実際に見積もりを取ることになりますが、いずれにしましても単身者が赤帽で引越しをする場合には、かなりリーズナブルにできるというイメージはお分かりいただけたかと思います。

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