本記事はプロモーションが含まれております
引っ越し先の物件選びをするときには、間取りや日当たり、景観などを中心にチェックをすることでしょう。
自分が出せる範囲の家賃で気に入った部屋があれば、そのまま契約をしてしまう人も多いと思います。
しかし、どんなに気に入った間取りであったり日当たりが良かったりしたとしても、その物件に迷惑住民が住んでいるとしたらどうでしょうか?
そういった物件に引っ越しをしてしまうと、当分の間はストレスにさらされながら生活をすることになります。
間取りや日当たりなどの問題であれば、なんとか我慢をして住み続けることもできますが、迷惑住民が行うさまざまな行為は耐え難いものであることが多いものです。
もし運悪く、迷惑住民のいる物件に引っ越しをしてしまった場合には、どうすればいいのでしょうか?
[hikaku_pr_top]
近所の迷惑住民たちの迷惑行為のあれこれ
迷惑行為を行う人というのは、自分の行為が他人に迷惑になるとは思っていなかったりすることも多いようです。
生まれ育った環境や価値観などの相違もありますから、迷惑行為の定義は難しいのですが、客観的にみて迷惑行為であると思われる行動にはどういったものがあるのでしょうか?
隣の部屋から普通に聞こえてくる生活音
木造のアパートなどの場合、マンションほど遮音性能が高くありませんので、隣の人の生活音がけっこう聞こえてきてしまったりするものです。
洗濯機や掃除機を使用するときの音やテレビの音声、あるいは目覚まし時計の音などです。
これらは、普通に生活をしていればどうしても発生してしまうものですから、そういった音が聞こえるからといって、迷惑行為ということにはならないでしょう。
自分も同じような音を発生させているはずですし、ある意味ではお互い様といえそうです。
その程度の音が気になるということであれば、隣人が迷惑住民というよりも、あなた自身が神経質な人である可能性が高くなります。
ただし、あくまでも常識の範囲内であればという条件付きです。
たとえば、テレビのボリュームがあまりにも大きかったり、普通の人が寝ている時間になってもボリュームを下げずにそのままにしていたりするなどと言うのは、非常識といえるかも知れません。
また、目覚まし時計音なども、午前3時とか4時といった一般の人が寝ている時間にもかかわらず大音量で鳴らすというのは、さすがに無神経であるといわざるを得ないでしょう。
生ゴミなどをベランダにため込んでしまう住民
1人暮らしの男性に多いようですが、決められた回収日にゴミ出しができずに、ベランダなどにため込んでしまう人がいます。
それが生ゴミだったりする場合は、夏場などは強烈な悪臭を放つことになりますので、近くに住んでいる人は窓すら開けることができなくなってしまいます。
本人に悪気はなく、ただずぼらなだけなのでしょうが、臭いで他人に迷惑をかけていることに気がつかない時点で一般常識のない人であることは間違いなさそうです。
タバコのニオイが隣の部屋にまで流れ込む?
タバコを吸わない人にとって、タバコのニオイというは本当に嫌なものです。
しかし、喫煙者というのは、そのタバコの煙が他人にどれほど迷惑なのかということを自覚していないことが多いものです。
自分が禁煙をしてみて、初めて自分がいかに迷惑行為をしていたかということに気がつく人がほどんどです。
家族のなかで自分だけしかタバコを吸わない人は、一応ほかの家族に気遣いをしてベランダでタバコを吸うというケースも多いようです。
しかし、ベランダでタバコを吸うことで、窓を開けている近所の人の部屋に煙が流れてしまったり、ベランダに干されている洗濯物にニオイが染みついてしまったりということも実際に起こり得ます。
本人は悪いことをしているという意識はまったくないはずですし、ベランダでタバコを吸うことそのものが迷惑行為にあたるかどうかは微妙なところではあります。
あまり神経質になって苦情をいうと、逆にクレーマー扱いされてしまう可能性もあります。
タバコの煙に関しては、あくまでも常識を逸脱しているかどうかが迷惑行為かどうかのポイントになると思います。
ペットの鳴き声や排せつ物のニオイも迷惑行為になります
ペットの鳴き声や排せつ物のニオイなども、確かに迷惑なことではあります。
しかし、ペット可の賃貸物件に入居した場合には、ある程度は予想できることですので、そういったことがすべて迷惑行為にあたるとは限りません。
どうしてもペットの鳴き声や排せつ物のニオイが嫌なのであれば、ペット不可の物件を選べばいいだけだからです。
ただ、ペットを飼っている人のなかには、一部に非常識な人もいたりします。
たとえば、ペットの排せつ物をベランダの排水口に流すといったようなことを平気でする人がいます。
そんなことをすれば、ベランダから悪臭が発生するのは当然で、隣近所の人はベランダ側の窓を開けることができなくなってしまいます。
引っ越し先に近所迷惑な人がいた場合にはどうするか?
近所迷惑な人というのは、本人にそれほど悪意はなかったりするのですが、ルーズだったり一般常識が欠如していることから、そういった行為をしてしまうことが少なくありません。
しかし、たとえ本人に悪意がなかったとしても、隣人としてなんとしても耐え難いほどの迷惑行為であれば、何らかの対応をしなければなりません。
具体的にはどうしたらいいのでしょうか?
直接自分で苦情を言いに行く
本人が迷惑行為をしているという自覚がないようであれば、直接自分で苦情を言いに行って、迷惑行為であるということを教えてあげるのが一番手っ取り早いといえます。
ただし、あまり感情的に話をしないようにしましょう。
いい方によっては、向うは「ケンカを売られた」と判断して逆切れされてしまう可能性があります。
あくまでも、こちらからのお願いベースでお話をするようにすることが、不必要なトラブルを避けるためには有効です。
もし、隣人が気難しそうな人で、とても人の話を素直に聞くようなタイプではないと事前に分かっている場合には、自分で直接苦情を言いにいくのは、やめた方がいいかも知れません。
大家さんや管理会社などに相談をしてみる
自分で苦情を言いに行くのはなんとなく気が引けるし、トラブルになるのも困るという人は、大家さんや管理会社の人に相談してみるといいでしょう。
ただし、大家さんや管理会社の人が相談にのってくれるのは、あくまでも客観的にみて迷惑行為だといえる場合です。
たとえば、犬や猫を飼うことを許可されているマンションなのに、鳴き声がうるさいといったクレームは受け付けてもらえない可能性があります。
ペットを飼うことのできるマンションであれば、動物の鳴き声がするのは仕方のないことだからです。
そういったことが嫌だという人は、そもそも「ペット可」のマンションに引っ越しをしたこと自体が間違いということになります。
ただし、ベランダの排水口に糞尿を流す行為などは、あきらかに非常識な行為ですから、大家さんや管理会社の人も対応してくれるに違いありません。
また、大家さんや管理会社に注意をしてもらうときには、トラブルを避けるために自分の名前は出さないようにお願いをしておくといいでしょう。
警察に相談をしてみる~110番が効果的?
よく学生などがやりがちですが、友人たちと夜中まで大声で騒いだり大音量で音楽を流したりという迷惑行為をする人がいます。
隣人にそういった人がいる場合には、まずは大家さんや管理会社に相談すべきです。
しかし、大家さんや管理会社から注意を受けても開き直ってしまって、まったく迷惑行為をやめるつもりがないような人も世のなかには存在します。
そういった場合には、録音や録画などの証拠を残して、警察に相談をしてみるといいでしょう。
参考記事:入学したばかりの大学生の隣の部屋に引っ越すと悲惨なことになります
一番効果的なのは、騒いでいるそのときに110番通報をして警察官に来てもらう方法です。
交番や警察署にいってもなかなか対応してくれないことも多いですが、110番通報であればすぐに動いてくれることが多いものです。
ただし、その騒音が本当に近所迷惑になるほどひどいものなのかどうかは、冷静に考えてから行動したほうがいいでしょう。
ちなみに、騒音と判断される音量は、昼間で55デシベル、夜間だと45デシベルです。
これより小さい音量なのに騒音だと感じるのであれば、あなたが神経質なだけかも知れません。