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20km以内の近距離に引っ越しをする人が知っておくべき、業者に支払う費用の目安について解説をしてみたいと思います。
移動距離が20km以内の引っ越しというのは、同一市内か隣の市区町村への転居が該当します。
引っ越しの費用というのは、荷物の量(トラックのサイズ)と移動距離によって大まかな金額が決まることになります。
そのため、移動距離が20km以内の近距離であれば、遠距離の引っ越しにくらべて相場的にはだいぶ安く済ませることが可能になります。
しかし、引っ越しの見積り金額というのは業者によって大きく違ってきます。高い業者と安い業者で2倍程度の金額差になるのは普通です。
たとえ近距離であっても、ある程度の相場を知っておかないと、高い業者に餌食になってしまう可能性があります。
事前にしっかりと相場を把握すると同時に、いくつかの会社の見積りを比較して納得のいく引越し業者と契約をするようにしましょう。
関連記事:近場の引越し料金を安くする方法
単身の人が20km以内の近場に引っ越しをするときの費用の目安
単身者が移動距離20km未満の同一市内に引っ越しをする場合、荷物が少なくて大きな家電や家具などがなければ、業者を使わずに自力で行うことも十分に可能だと思います。
少し大きめの自家用車があれば、そこに荷物を積んで何度か往復することで引っ越しが完了してしまうこともあるでしょう。
しかし、どうしても自分で荷物を運ぶ時間がないという人や、マイカーを持っていないという人であれば、引越し業者の単身者専用プランを利用してみるといいでしょう。
大きな家具や家電がある場合は難しいですが、荷物が少ない人であればこういった単身者専用プランで十分です。
日通の「単身パック」やクロネコヤマトの「単身引越サービス」などの単身者専用プランを利用して、20km以内の引っ越しをする場合の費用の目安としては、コンテナ1つあたり1万5千円程度になります。
3月などの引っ越し業者が1年で一番忙しい時期になると、割り増し料金が適用されますので2万円程度が相場になると考えておくといいでしょう。
●閑散期:1万5千円前後
●繁忙期:2万円前後
赤帽を使って20km以内の近距離に引っ越しをするときの相場
荷物の少ない単身者であれば、引越し業者の単身向け専用プランなどを使って引越しをすることも可能ですが、コンテナにすべての荷物が入りきらない場合には、赤帽などを利用した方がいいかも知れません。
軽トラックの荷台というのは思った以上に広く、単身者専用プランで使用するコンテナの3倍近くの荷物を積むことができます。
しかも、赤帽は20km以内の近場であれば、料金的にも非常にリーズナブルです。
地域の赤帽組合よっても多少は異なりますが、走行距離20km以内でなおかつ作業時間が2時間以内という条件であれば13,500円ほどの費用で引っ越しが可能になります。
土日祝日は2割増しになりますが、それでも16,200円です。
近場の引っ越しだと高速道路を走行することはないと思いますが、もし有料の道路を利用する必要があれば、その分は実費で支払うことになります。
近距離の引っ越しをする場合、赤帽の料金は先ほど紹介した単身者向け専用プランと、ほとんど変わらないといえます。
移動距離が20km以内の引っ越しの場合、赤帽はかなりリーズナブルな費用に利用できるということを覚えておくといいでしょう。
●平日:13,500円前後
●土日祝日:16,200円前後
単身者や2人家族が2トントラックで近場の引っ越しをするときの相場
広めのワンルームに住んでいて荷物が多い単身の人や、1Kや2Kの間取りに住む荷物が少なめの2人暮らしの人などが引っ越しをする場合には、2トントラックのショートタイプを利用することになると思います。
1Kや2K程度の間取りで、なおかつ近場への引っ越しであれば、業者を使わずに自力で行うことも可能ではないかと考える人もいると思います。
しかし、大型の家具や家電などがある場合に、自力で引っ越しをするというのはかなりの苦戦をすることになります。
特別な事情なない限りは、引越し業者にお任せをしてしまった方がいいでしょう。
自力で引っ越しをした人の体験談を以下のページに掲載していますので、参考までにご覧になってください。
2トンショートトラックの荷台は畳3枚分の広さがありますので、大きめの家具や家電などが何点かあっても、なんとか積み込むことが可能です。
トラックといっても、2tのショートタイプであればボディのサイズは一般の乗用車なみですので、住宅街の狭い路地でも入っていくことができます。
20kmほどの距離を、2トンショートトラックを使って引越しをする場合の費用の目安としては、午前中に作業を開始する場合で、3万5千円~6万5千円くらいが相場になると思います。
移動距離が20km以内でれば、午後から作業をスタートしてもその日のうちに引っ越しが終わるので、なるべく安く引っ越しをしたいという人は、あえて午後便を利用するといいかも知れません。
午後便を使って2トンショートトラックで20kmほどの距離を引越しした場合の費用は、3万円~5万5千円ほどが相場になります。
午前便とくらべて5千円から1万円ほど安くなりますので、特に時間にこだわらなければお得に引っ越しをすることが可能になります。
引越し業者が忙しくなる3月中旬から4月上旬などになると、料金が大幅にアップすることになりますので、注意が必要です。
午前中の便で5万5千円~10万円、午後の便で4万5千円~8万円くらいが、引越し業者の繁忙期相場と考えておくといいでしょう。
●閑散期の午前便:3万5千円~6万5千円
●閑散期の午後便:3万円~5万5千円
●繁忙期の午前便:5万5千円~10万円
●繁忙期の午後便:4万5千円~8万円引越し料金を約半分にする方法はこちら
関連記事:夫婦2人で引越しをするときの料金の目安
2人~3人家族が20km以内の引越しを2トンロングトラックで行うときの相場
2Kや2DKに住んでいる2人~3人家族で、荷物が少なめの人が引っ越しをするときには、2トントラックのロングタイプを使うことになると思います。
2トンロングトラックは2トンショートにくらべて荷室の広さが1.5倍ほどありますが、ボディの長さが6mを超えますので、狭い路地には入って行きにくくなります。
20km以内の引っ越しを2トンロングトラックで行う場合の料金の目安としては、午前中から作業を開始した場合で、4万5千円~8万5千円くらいが相場になると思います。
近距離の場合には料金が安めになる午後便がおススメですが、その場合の料金は3万5千円~6万5千円くらいが目安となるでしょう。
繁忙期になると割増の料金が適用されますので、午前中の便で7万円~13万円、午後の便で5万5千円~10万円くらいが相場になると考えておきましょう。
ちなみに、これらの引っ越し見積もり相場は、あくまでも荷物を運んでもらうだけのものです。
荷造りなどのオプションサービスを利用する場合には、その分の費用が別途で発生することになります。
●閑散期の午前便:4万5千円~8万5千円
●閑散期の午後便:3万5千円~6万5千円
●繁忙期の午前便:7万円~13万円
●繁忙期の午後便:5万5千円~10万円
関連記事:3人家族が引越しをするときの料金の目安
3トントラックで2人~3人家族が近場へ引っ越しをするときの費用
2Kや2DKに住む2人~3人家族であっても、荷物が多めの家族の場合は、2トンロングよりもひと回り大きい3トントラックで引っ越しをする必要があると思います。
3トントラックの荷台は、畳6枚分ほどの広さがありますので、大型の家具や家電が複数あったとしても問題なく積み込むことが可能になります。
ただし、ボディの長さが7mを超えるので、狭い路地で荷物の積み下ろしをする場合には、他のクルマの通行の妨げにならないように注意をしなければなりません。
もし3トントラックが入っていけないような狭い路地で荷物の積み下ろしをしなければならないときには、2トントラックを2往復させるという方法を選択することもできます。
近場の引っ越しでは移動時間がそれほどかかりませんので、そういったやり方がで可能になるわけです。
3トントラックを使って20km以内の近場の引っ越しをするときの費用の目安としては、午前中に作業を介する場合だと5万5千円~9万5千円くらいを見込んでおく必要があります。
料金的に割安になる午後便の場合で、4万5千円~8万円くらいが相場になります。
引越し業者が一番忙しい3月から4月にかけての期間は、午前便で8万円~14万円、午後便で6万5千円~12万円くらいの費用が発生すると考えておくといいでしょう。
ただし、業者によっては、繁忙期になると午前や午後の時間指定ができないことも多いので、事前に確認をしておく必要があります。
荷物を運ぶだけではなく、荷造りや荷解きなどの作業も引越し業者に依頼をする場合は、5万円程度の追加費用を見込んでおく必要があります。
●閑散期の午前便:5万5千円~9万5千円
●閑散期の午後便:4万5千円~8万円
●繁忙期の午前便:8万円~14万円
●繁忙期の午後便:6万5千円~12万円引越し料金を約半分にする方法はこちら
3人~5人家族が4トントラックで近距離の引越しする際の料金の目安
3K以上の間取りに住む3人~5人家族が引っ越しをする場合には、4トントラックが必要になってくると思います。
荷物が多めの家族だと、さらに荷台の広い4トンのロングボディが必要になってくるかも知れません。
4トントラックは、通常のタイプでも長さが9mを超えますので、家の前から直接荷物を積み込むというのは難しくなります。
長距離の引っ越しであれば、近くの空き地に4トントラックを待機させておいて、そこまで小さいトラックで荷物を運んで積みかえるということも行われますが、20km以内の引っ越しだと逆に効率が悪くなってしまいます。
そのため、20km以内の引っ越しで4トントラックが入れないような場所の場合には、2トントラックを複数台使うか、ピストン輸送の形で何往復かすることになります。
4トントラックを使って20km以内の引っ越しをする場合の費用は、午前便で7万5千円~13万5千円くらいが相場になります。
午後の便を使う場合には、6万円~11万円くらいの費用になるでしょう。
繁忙期で割り増し料金が適用される期間になると、午前便で11万円~20万円、午後便で9万円~16万5千円程度が相場になります。
また、荷造りや荷解きなどを引越し業者に依頼する場合は、さらに5万円~10万円をオプション料金として加算する必要があります。
●閑散期の午前便:7万5千円~13万5千円
●閑散期の午後便:6万円~11万円
●繁忙期の午前便:11万円~20万円
●繁忙期の午後便:9万円~16万5千円引越し料金を約半分にする方法はこちら
一戸建てに住む大家族が近距離の引っ越しをするときの見積り額
一戸建て住宅に住んでいる4人~5人家族がが、家の建て替えやリフォームなどにともない、一時的に近場に引っ越しをするときの相場を考えてみたいと思います。
もし家の前の道路が広くて、大型トラックを横付けできるような場所であれば、そのまま大型トラックに直接荷物を積み込んで運搬することになります。
道幅が狭くて大型トラックが入っていけない場合は、2トントラックや3トントラックなどを複数台使用して引っ越しをすることになります。
遠方だとトラックを何台も使って移動するのは効率が悪くなりますが、近場の場合は移動時間がかかりませんので、こうしたやり方が有効になります。
一戸建てに住む4人~5人家族が近場に引っ越しをするときの費用の目安としては、午前便を利用した場合で10万5千円~19万円が相場になります。
午後便の場合で、8万5千円~15万円が相場になるでしょう。
繁忙期だと午前便で15万5千円~28万円、午後便で12万5千円~23万円くらいの費用が発生することになります。
近距離であっても、大家族で荷物の量が多ければそれなりの高額な費用が発生してしまいますので、できれば繁忙期を避けて引っ越しをしたいものです。
●閑散期の午前便:10万5千円~19万円
●閑散期の午後便:8万5千円~15万円
●繁忙期の午前便:15万5千円~28万円
●繁忙期の午後便:12万5千円~23万円
荷物が多い引っ越しの場合は、1社だけの見積りでそのまま発注してしまうのではなく、必ず複数の業者から見積をもらって比較をすることが大切です。
実際に、複数の業者を比較することで、引っ越し費用が50%も安くなることがあります。
複数の引越し業者の見積りを簡単に比較するには、以下のような一括見積もりサイトが便利です。