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200km離れたところまでの引っ越しとなると、それなりの長距離移動となるため、業者の料金も近場にくらべて高くなります。
また、引越し業者の料金というのは、移動距離だけではなく荷物の量や日時、建物の形状などさまざまな条件によって大きく変わってきます。
さらに、まったく同じ条件であるにもかかわらず、引っ越し業者によって見積もり金額がまったく異なることも少なくありません。
そのため、実際に200km先まで引っ越しをするときに、どれくらいの料金が相場なのかという点が、一般の人には分かりにくくなっています。
うっかりと高い引越し業者に依頼をしてしまわないように、ある程度の相場を把握しておくことは大切ですし、必ず複数の引越し業者に相見積りを取らなくてはなりません。
移動距離が200kmほどの引っ越しであれば、なんとかその日のうちに作業が完了する距離といえますが、引越し業者によって料金にバラつきが出やすい距離でもあります。
ここでは、200km先まで引っ越しをするときに、実際の費用がどれくらいかかるのかについて、さまざまな条件別に相場を紹介してみたいと思います。
単身者が200km先まで引っ越しをするときの見積り金額
単身者の方であれば、荷物の量も限られていますので、移動距離が200kmほどあったとしても、それほど高額な費用は発生しないと考えていいと思います。
ただし、人によってライフスタイルはさまざまですので、ダンボール数箱分の荷物しかない人もいると思いますし、一人暮らしであっても大型の家具や家電などが複数ある場合もあるでしょう。
ここでは、間取りや荷物の量別に、単身者が引っ越しをするときの、大まかな費用について紹介してみたいと思います。
単身パックや単身引越サービスを使って200km先まで引っ越しをするとき
ダンボール数箱分しか荷物がない人であれば、宅配便を使って引っ越しをするという選択肢もあります。
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しかし、布団一式や小型の家電などを転居先に持って行く場合には、さすがに宅配便だけで引っ越しをすることは困難になります。
そういった人にピッタリなサービスが、日通の「単身パック」やクロネコヤマトの「単身引越サービス」になります。
たとえば、単身パックのSプランの場合、提供されるコンテナのサイズは横幅108cm、奥行き74cm、高さ155cmとなりますが、100リットル程度の小型の冷蔵庫や20インチ以下の液晶テレビなども運ぶことが可能になります。
こうした単身者向け専用プランを使って200km先まで引っ越しをするときの料金の目安としては、2万2千円~2万5千円ほどになると思います。
ただし、引越し業者の繁忙期となる3月中旬から4月にかけては5千円ほど割高になりますので、頭に入れておくようにするといいでしょう。
赤帽を使って200km先まで引っ越しするときの概算の費用
単身パックなどの専用プランのコンテナに納まらない量の荷物や、やや大きめの家具や家電などがある場合には、赤帽などの軽トラック便を利用するという選択肢があります。
軽トラックであれば、単身者専用プランの3倍ほどの荷物を運ぶことが可能です。
赤帽は、軽トラック1台を自分専用にチャーターする形になりますが、想像以上に料金が安いのが特徴です。
スタッフはドライバーさん1人ですが、荷物の積み下ろしなども手伝ってくれます。
赤帽を使って200km先まで引っ越しをするときの料金は、高速料金別で3万5千円くらいが目安になります。
ちなみに高速代金ですが、赤帽の組合によっては200km以上の移動の場合には、往復分を請求されるところがありますので、事前に確認をしておくといいでしょう。
また、土日祝日は料金が2割増しとなりますので、高速料金別で4万2千円ほどになると考えていいと思います。
荷物が多めの単身者が200km先まで引っ越しをする際の見積り相場
一人暮らしであっても、大きめの家具や家電などが複数あるばあいには、軽トラックの荷台に積みきれない可能性があります。
そういった場合には、2トンショートトラックを使った引越し業者の一般的なプランを利用することになります。
2トントショートラックであれば荷台の広さが5㎡(約畳3枚分)ほどありますから、一人暮らしの人であればかなり荷物が多めの人であっても対応が可能になります。
1Kや2K程度の間取りに住んでいる2人暮らしの人であっても、荷物がそれほど多くない家族であれば2トンショートトラックで十分に引っ越しができます。
2トントラックを使って、200km先まで荷物を運ぶときの引っ越し見積もり相場の目安としては、業者がそれほど忙しくない時期であれば5万円~9万円くらいなると思います。
繁忙期になりますと、どこの業者も見積もり金額がアップしますので、相場的には7万5千円~13万5千円くらいになると考えておくといいと思います。
閑散期:2万2千円~2万5千円
繁忙期:2万7千円~3万円
●赤帽によるチャーター便(荷物多めの単身者)
平日:3万5千円前後(高速料金別途)
土日祝:4万2千円前後(高速料金別途)
●2tショートトラック(荷物かなり多い単身者)
閑散期:5万円~9万円
繁忙期:7万5千円~13万5千円
2人~4人家族が200km先まで引っ越しをするときの概算費用
同じ200kmの移動距離であっても、荷物の量が多くなればより大きなサイズのトラックが必要になりますので、見積もり金額はアップすることになります。
ここでは、2人~4人家族が200km先まで引っ越しをするときに発生する、大まかな費用について紹介してみたいと思います。
2人~3人家族が2トンロングトラックで200km先まで引っ越しする場合
2Kや2DKの間取りに住んでいる2人~3人家族で、荷物の量が少ない場合には2トンロングトラックを使った引越しが一般的といえます。
2トンロングトラックは、全長が6m以上ありますので小回りはききませんが、荷台の広さは2トンショートタイプの1.5倍ほどありますので、かなりの量の荷物を積むことができます。
2トンロングトラックを使用して200km先まで引っ越しをするときの相場としては、普段のときで6万円~11万円くらいになると思われます。
引っ越しのピークとなる時期であれば、9万円~16万5千円くらいを見込んでおく必要があるでしょう。
また、これらの金額には荷造りなどの費用は含まれませんので、そういった作業も引越し業者にお願いするときは、別途で費用を計上しなければなりません。
関連記事:夫婦で引越しするときの費用の目安
荷物が多めの2人~3人家族が200km離れた場所まで引っ越すときの料金
2Kや2DKに住む2人~3人家族であっても、荷物が多めの場合には3トントラックを使わないとすべての荷物を運ぶことは難しくなってくるでしょう。
3トントラックであれば荷台の広さは10㎡(約畳6枚分)と、2トンショートトラックの2倍ほどの広さがありますし、荷台の高さもかなり余裕がありますので、大きな家具などがあっても問題なく積み込むことが可能になります。
ただし、全長が7mを超えますので、建物の前の道幅によっては入って行くのが難しい可能性があります。
3トントラックを使って200kmほど離れた転居先まで引っ越しをする際の見積もり金額は、8万円~15万円くらいが相場と考えていいでしょう。
さらに繁忙期になると、12万5千円~23万円くらいが相場になると考えておく必要があります。
また、事前の荷造りや転居先での荷解きなどを引越し業者に依頼すると、別途で5万円ほどのオプション料金が発生することになりますので、頭に入れておくといいでしょう。
関連記事:3人家族の引っ越しの見積もり相場
3K以上の部屋に住む3人~4人家族が200km先まで引っ越しする際の費用
3K以上の広い部屋に住んでいる3人~4人家族の荷物をすべて積み込むには、4トントラックが必要になってくると思います。
ただし、4トントラックというのは全長が9mを超えますので、道幅の狭い場所には入って行くことができません。
そういった場合には、広い場所にトラックを止めておいて、そこまで台車に荷物を載せて運ぶ横持(よこもち)といった方法がとられたりします。
手間がかかる分だけ、どうしても料金的には高めになってしまいます。
4トントラックで200km先まで引っ越しをするときの見積り金額の目安としては、10万円~18万円くらいなると思います。
繁忙期だと15万円~27万円と、それなりに高額な費用が発生することになります。
さらに、荷造り及び荷解きのオプションサービスを利用する場合には、5万円~10万円の費用を加算する必要がでてきます。
閑散期:6万円~11万円
繁忙期:9万円~16万5千円
●2K~2DKに住む2人~3人家族(3tトラック)
閑散期:8万円~15万円
繁忙期:12万5千円~23万円
●3K以上に住む3人~5人家族の引越し
閑散期:10万円~18万円
繁忙期:15万円~27万円