引越し業者に見積もりを取るタイミングはいつがベストなのか?

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引越し業者に見積りを取るときは、タイミングが大切です。

なぜなら、依頼するタイミングを間違うと、正確な見積もりを作成することが困難なことがありますし、引越し業者によっては情報不足を理由に見積りを出してくれなかったりすることもあります。

また、繁忙期などでは、見積もり依頼のタイミングが遅すぎると、引越し業者のスケジュールがいっぱいで、予約を受け付けてもらえなかったりします。

ここでは、引越し業者に引越し業者に見積りを依頼するときには、どのタイミングがベストなのかについて詳しく解説をしています。

引越し見積もりを作成するために必要な情報

引っ越しの見積もりというのは、移動距離や間取りなどによって単純に算出することはできません。

引っ越しをする日時や実際に転居する場所の住所などがある程度正確に分かっていないと、ちゃんとした見積もりを作ることは出来ないのです。

転居先の正確な住所

荷物を運び出す場所に関しては、いま住んでいるところですから何も問題はありません。

しかし、荷物を届ける先の住所が正確に分かっていないと、正確な引越し見積を作成するのは難しいといえます。

新しく住む予定の家が、平屋なのか階段のないマンションの5階なのかでは、当然ながら料金は大きく変わってしまうことになります。

また、道路などに関しても、トラックが玄関の近くまで入っていけるところなのか、それとも遠くの駐車場にとめてそこから人力で運ばなければならないのかでは、料金が大きく変わってくることになります。

また、新築マンションの入居などの場合であれば、管理会社より引っ越しのためのルールが細かく指示されたりすることもあります。

新築マンションの場合には、一度にたくさんの人が引っ越しをしてきますから、場合によっては長時間トラックを待機させられたりすることもあります。

そういった転居先に関する基本的な情報がないままで見積もりを作成すると、引越し業者は場合によっては大赤字になってしまう可能性があります。

そういったリスクを取りたくないために、転居先の正確な情報がない時点で見積もりをとると、引越し業者はどうしても高めの金額を提示せざるを得ないことになります。

ですから、引越し見積もりは、転居先の正確な住所が分かったタイミングで、お願いするのが基本となります。

引っ越しをする日時

カレンダーと時計見積もりを作成するうえにおいて、引っ越しをする日時も大切な要素になります。

引越し業者の料金というのは、繁忙期と閑散期では2倍近くの差が出ることも少なくありません。

また、引っ越しは土日祝日に集中することから、予定日が平日なのか土日祝日なのかによっても、見積もり金額は大きく変わることになります。

つまり、3月や4月の繁忙期でなおかつ土日祝日という条件であれば一番高い見積もりになりますし、閑散期の平日であれば驚くような安い金額で引っ越しをすることができるかも知れません。

このように、引っ越しの料金というのは、実際に作業をする日時によって驚くほど大きな金額差が生じることになりますので、正確な日時が分かっていない時点での見積もり作成は困難であるということがいえます。

もし正確な日時が分からない状態で見積もり依頼をしたりすると、業者としても一番高い繁忙期の土日祝日の料金で計算せざるを得なくなってしまうわけです。

ですから、少しでも安く引っ越しをしようと思ったら、正確な日時が分かったタイミングで見積もりを取るようにすることが大切です。

どうしても早く見積もりが欲しいということであれば、せめて繁忙期か閑散期かくらいは業者に伝えたうえで見積もりを作成してもらうようにするといいでしょう。

転居先に持って行く荷物の量

引っ越しは、荷物の量によって料金が大きく変わってきます。

荷物の量によってトラックのサイズや当日に作業をするスタッフの人数が変わってしまうので、それは当然のことです。

そのため、引越し業者に見積もりを依頼する時点で、転居先に持って行く荷物の量がはっきりと分かっていることが大切です。

いま住んでいる家の中には、不用なものもたくさんあるはずです。

また、仮にいま使っていたとしても、引っ越しをきっかけに新しいものに買い替えるということもあるかも知れません。

転居先で使わないと分かっているものまで高い料金を払って引越し業者に運んでもらうのは馬鹿らしいので、そういった物は引っ越しをする前に処分をすることになるはずです。

引っ越しの料金は荷物の量によって大きく変わりますので、何を処分して何を持って行くのかということがはっきりと分かっていないと、引越し業者は見積もりを作成することができないわけです。

ですから、引っ越し業者に見積もり作成をお願いするタイミングとしては、持って行くものと処分するものが明確になった時点ということがいえます。

本当に引っ越しをするのかどうか疑われる?

不信感をもつ引越し業者これまでの説明で、引越し業者に見積もりを作成してもらうタイミングは「引越し先の住所」「引越しの日時」「持って行く荷物の量」がはっきりした時点ということがお分かりいただけたかと思います。

これらのことがが分からない時点で見積もり作成の依頼をしますと、業者としてもリスクを回避するために高めの見積もりを提出せざるを得なくなってしまうわけです。

また、あまりにも分からないことが多いと、業者から本当に引っ越しをするのかどうかを疑われてしまうこともあります。

業者にしてみれば、いつどこに引っ越しをするのか分からない人の見積もりを、真剣に作成する気にはなれないはずです。

その結果として、業者としては絶対に赤字にならないようなかなり高めの適当な見積もりを作成することになるわけです。

忙しい時期だと「詳しいことが分かってからもう一度連絡ください」などと、見積もりの作成そのものを断られてしまう場合もあります。

ですから、最低でも引っ越しの日時と転居先の住所くらいは正確に分かった時点で、見積もり依頼をするようにしましょう。

繁忙期にはなるべく早いタイミングで見積もり依頼を

笑顔で電話をする女性ここまで説明させていただきましたように、引っ越し先や日時、荷物の量がある程度はっきりするまでは、業者に見積もり依頼はするべきではないといえます。

しかし、だからといってあまりのんびりするも考えものです。

引っ越しをする直前に見積もり依頼をしても、トラックや作業をするスタッフのスケジュールが詰まっているために、お断りされてしまう可能性があります。

特に3月~4月にかけての繁忙期ともなれば、どこの引越し業者も臨時のアルバイトを雇ってギリギリの人数でやりくりをしています。

そんな状況のときに、引っ越しの数日前になって見積もり作成を依頼しても、そもそも見積もりどころか仕事自体を請けることができないということになってしまいます。

ですから、引越し業者へ見積もり依頼をするときには、ある程度の余裕をもって連絡をするようにした方がいいでしょう。

引越し業者は転居予定日の3か月前くらいから見積もり作成を受けてくれるようですが、先ほども書きましたようにあまり早い段階だと日時や住所がはっきりしない可能性もありますので、2週間から1ヵ月前くらいまでをめどに連絡をするようにするといいと思います。