引っ越しの荷造り作業の効率を悪くしてしまうさまざまな誘惑

思い出のアルバムを見る
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引っ越しをすることが決まったら、当日までにしっかりと荷造りを済ませておかなければなりません。

もし当日に荷造りが終わっていないということになれば、積み込み作業がスムーズにいかないばかりか、引越し業者の作業員にも迷惑をかけてしまうことになります。

しかし、仕事などで忙しい合間をぬっての荷造り作業は、思ったようにはかどらないかも知れません。

さらに、荷造り作業を始めると、さまざまな誘惑があなたを襲ってくることになります。

その誘惑を断ち切らないことには、荷造り作業は非常に効率の悪いことになってしまいます。

荷造り作業中にあなたを襲ってくる作業効率を悪くする誘惑には、どういったものがあるのでしょうか?

荷造りの最中に懐かしい思い出の品々が次々と出てきます

長年住んでいた家から引っ越しをすることになる場合、さまざまな思い出の品々が押入れの奥などに眠っていることでしょう。

引っ越し当日までに荷造り作業をなんとか終わらせようとしているあなたに、そういった懐かしい思い出いっぱいの品々が作業の手を止めさせてしまうことになります。

家族の思い出のアルバム

懐かしいアルバムを見る荷造り作業中に、もう何年も見ていなかった家族の思い出のアルバムなどを見つけてしまったら、おそらく荷造り作業はしばらく手につかなくなってしまうことでしょう。

子供たちの小さかった頃の写真や、家族旅行にいったときの写真などを見ていると、心の中はその当時にタイムスリップしてしまい、どっぷりと思い出にひたってしまうことになります。

なんとか荷造り作業を進めなくてはいけないと頭では分かっていても、ずるずるとアルバムに見入っているうちに、気がついたら午前様になっていた、などということもあり得るわけです。

そういったことにならないためにも、押し入れの奥から懐かしいアルバムを見つけたときには、あえて開けずに引っ越しが終わった後の楽しみにとっておくといいでしょう。

子供の成長を記録したビデオテープ

昔の子どものビデオテープ引っ越しの荷造り作業中に見つけてしまうと危険なのはアルバムだけではありません。

子供の成長を記録した懐かしのビデオテープなどを発見してしまうと、どうしても見たくなってしまうのが人情というものです。

しかし、これをいったん見始めてしまうと収拾がつかなくなってしまいます。

アルバムであれば、適当に飛ばしてみることで時間を短縮することができますが、ビデオテープの場合、2倍速などの早送りで見るというのは現実的ではありません。

1本見始めてしまうと、そのテープが終わるまでの1時間程度は荷造り作業の手が止まってしまう可能性が高くなるわけです。

こちらもアルバムと同様に、引っ越しの荷造り作業中に発見してしまったらすぐに見ようなどとは思わずに、引っ越しが終わったあとの楽しみに取っておくことを強くおすすめします。

懐かしのコミックを見つけたときが一番危険

マンガ本を読み始めた男性引っ越しの荷造り作業をしているときに、究極的に危険なのがむかしハマったコミック本を見つけてしまったときです。

荷造りに疲れて、ちょっと休憩するついでにコーヒーでも飲みながら1ページ目をめくってしまったら、最悪の事態の始まりです。

もしそのコミックが全巻そろっていたりすると、あなたの荷造りは確実に進まなくなってしまうことを保証します。

経験がある人も多いと思いますが、こういったコミックを一度読み始めると、ほぼ間違いなく止まらなくなってしまうのです。

しかし、さすがにそれではマズいと思いとどまって荷造り作業に復帰したとしても、どうしても続きが読みたくなって、やたら休憩をとることになります。

そして、そのコミックの全巻を読み終えるまで、マンガの続きのストーリーが気になって荷造り作業に没頭できない状態がずっと続くわけです。

そうならないためには、荷造り作業に疲れたからといっても、休憩のときに間違ってもコミックを読むなどということはしないようにすることが大切です。

1ページ読んだら、止まらなくなりますよ。

お気に入りの連続テレビドラマ

仕事から帰ってきて、夕食などを済ませたあとに連続ドラマなどのお気に入りのテレビ番組を見ることを楽しみにしている人も少なくないことでしょう。

ドラマの続きが気になって仕方がない状態で1週間を過ごし、やっと見ることができるわけです。

しかし、こういったお気に入りのテレビ番組も、いざ見始めてしまうと最低でも1時間は荷造り作業が手つかずになってしまいます。

そういった番組が、せいぜい1週間に1本か2本程度であればまだしも、ほぼ毎日のようにあるということになれば、荷造り作業は相当に深刻な事態になることが容易に想像できます。

ここはもう精神力との戦いになりますが、見たい番組はすべて録画しておき、荷造り作業が無事に終わったときの自分へのご褒美として取っておくほうが賢いといえます。

人間というのは、どうしてもやりたくないことを後回しにしがちですが、そのやりたくないことが終わった後にご褒美が待っているということになると、モチベーションがあがって頑張れるものです。

「ドラマの続きが見たいから、さっさと荷造りを終わらせてしまおう」などと考えることができればしめたものです。

参考記事:引越しに役立つ荷造りや梱包のコツ~当日あわてないために

引っ越しの荷造りを阻む家の外でのさまざまな誘惑

同僚との飲み会引っ越しの荷造りの最中に、アルバムやビデオテープ、コミックなどを見るのは圧倒的に作業効率を悪くするという説明をさせていただきましたが、荷造り作業の妨げになる事態が発生するのは家の中ばかりではありません。

家の外でも、さまざまな誘惑があなたを襲うに違いありません。

たとえば、サラリーマンであれば同僚との飲み会です。

1週間にわたって仕事を頑張ったあとの週末に、同僚と飲みに行くというのはサラリーマンにとっては至福のひと時といえるでしょう。

また、引っ越しをする理由が会社の転勤に伴うものだったりする場合、各関係部署との連日にわたる送別会が待っているかもしれません。

週末の息抜きのための飲み会であれば、なんとか心を鬼にして不参加ということも可能ですが、送別会となればそうはいきません。

主役が不参加ということでは、そもそも送別会が成り立たないからです。

もし、そうなることが予想され、荷造り作業をすることが困難になるということが事前に分かっているのであれば、自分で荷造りをするのはきっぱりとあきらめて、業者にお任せするのも一つの方法です。

大手の引越し業者であれば、ほとんどの会社が荷造りや荷解きサービスに対応しています。

自分で仕事が終わったあとにやると何日もかかってしまうような荷造り作業であっても、プロである業者のスタッフが数人がかりでやると、あっと言う間に終わってしまうことも少なくありません。

もちろんそれなりに出費はかさむことになりますが、出来ないことを無理にやろうとするよりも、業者にできることはあえておまかせしてしまうという発想の転換も大切といえるでしょう。