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引っ越し先の物件を探している人が気をつけなければいけないのが、学生街にある物件です。
大学生とはいってもまだ子どもですから、社会常識やマナーに関する知識の欠落している人間が多いというのが現実です。
特に、はじめての1人暮らしをすることになる新入生は、親元を離れた解放感からか友人を連れ込んで連日にわたって夜中まで乱痴気騒ぎをすることも少なくないようです。
壁を1枚隔てた隣の部屋に、赤の他人が住んでいるという実感がないのでしょう。
たまたま引っ越し先が学生街だった場合には、毎年春になるとそういった新入生たちによる騒音に頭を悩ませなければならない可能性もあるわけです。
もしあなたがこれから引っ越しをする先が大学の近くにある場合、どのように物件選びをすればいいのでしょうか?
参考記事:壁の薄いアパートにうっかり引っ越してしまうと隣人の生活音に悩まされます
ゴミ出しルールが守れない新入学の大学生たち
1人暮らしを始めたばかりの学生が隣に引っ越してきたときに悩まされるのは、乱痴気騒ぎによる騒音だけではありません。
彼らは、これまでずっと親元で受験勉強だけをやってきたわけですから、社会生活を送るための基本ルールが分かっていません。
そのため、どこの集合住宅でも新入学の学生によるゴミ出しのトラブルが発生してしまうようです。
親元で暮らしているときにはゴミ出しなど1度もやったことがないはずですから、最初は勝手が分からないのでしょう。
間違って出してしまったことを指摘されて、素直にそれを持ち帰って出しなおせばいいのですが、そのまま放置してしまう学生も多いようです。
ルールを守らないゴミは業者が回収してくれませんので、ずっとそこに放置されたままになります。
特に夏場などは、生ごみが腐敗をしたりして周囲に悪臭を放つことも少なくありません。
また虫などが大量に発生してしまったりすることもあり、他の入居者にとっては大迷惑な状況になってしまうわけです。
ベランダから周囲に悪臭を放つこともあります
最初はゴミ出しのルールが分からないながらも、少しずつ学びながらルール通りに出してくれるようになる学生であれば問題はありません。
しかし、なかには面倒くさいのか、指定の日にゴミを出さずにベランダにため込んでしまうような人もいるのです。
その結果、ベランダから悪臭や虫などを発生させてしまうことになるのです。
この場合、隣人にとってはゴミ 集積所にゴミを放置されるより被害は大きいといえます。
ゴミ集積所で悪臭や虫が発生していても、自分の部屋にまでは直接影響がないことも多いでしょう。
ところがベランダとなると話は別です。
隣の部屋のベランダから悪臭が漂っているとなれば、窓を開けることも出来ませんし、洗濯物も干すことができなくなってしまうでしょう。
とてもまともな生活などできなくなってしまうわけです。
不動産屋さんを通じて注意をしてもらうのが基本
たまたま、自分が住んでいる部屋の隣に、そういった1人暮らしのルールを知らない学生が引っ越して来てしまった場合には、どのように対処すればいいのでしょうか?
彼らは社会のルールを知らないのですから、そういった行為が周囲に迷惑になるということを教えてあげなければいけないわけです。
ただし、注意をしに行く場合には、感情的にならずに話をすることが大切です。
彼らはただ社会のルールが分かっていないだけですから、自分のやっていることが非常識であると分かってくれれば、素直にやめてくれることも多いものです。
いきなり怒鳴り込んだりすると、険悪なムードになってしまったり、逆切れされたりすることもあるので注意が必要です。
どうしても自分で注意をすることができないということであれば、管理をしている不動産屋さんか大家さんに注意をしてもらうといいでしょう。
ただし、その際に自分からの苦情であるということを、相手に伝えないでもらうことが大切です。
逆恨みされたりして、隣人との関係が悪化することも少なくないからです。
あくまでも「他の部屋の住人から苦情が来ています」といった程度で伝えてもらうようにすることが大切です。
なるべく学生が入居しなさそうな物件を探すコツ
はじめての1人暮らしをする大学生たちとのトラブルを避けたいのであれば、基本的には学生が借りそうなアパートやマンションには引っ越しをしないようにすればいいわけです。
そもそも、近くに大学がない地域であれば、隣人が学生になる確率はそもそも低いのですが、運悪く仕事の関係で学生街に引っ越しをすることになってしまった場合には、どのように物件選びをすればいいのでしょうか?
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駅と大学の途中にある物件はなるべく避けるようにする
まず避けたいのが、大学と駅の間にある物件です。
こういった物件は、大学から駅に向かう友人などが帰りに気軽に立ち寄ることができるため、「たまり場」になりやすいことが多いのです。
場合によっては、自分の部屋の両隣が入学したばかりの学生という状況になってしまう可能性もあります。
ある調査によれば、社会人が物件を探す場合は間取りの広さを重要視しますが、学生の場合は通学時間や最寄り駅からの距離などを重要視するようです。
こういった傾向を考えた場合、可能であれば大学よりも少し遠いところにある物件や、大学がある側とは駅をはさんで反対側にある物件を探すようにするといいでしょう。
駅からの距離が遠くなることによって多少の不便は感じるかも知れませんが、夜中に乱痴気騒ぎをされたり生ゴミの腐敗臭に悩まされたりする日々を送るよりはましです。
ある程度高めの物件に引っ越しをするようにする
学生は、親の仕送りや奨学金などに頼って生活をしていますから、基本的に家賃の高い物件は避ける傾向にあります。
ある調査によりますと、首都圏で暮らす学生の平均家賃は5万9千円だそうです。
それに対して、同じく首都圏で暮らす1人暮らしの社会人が借りる部屋の平均家賃は、7万円ほどとなっています。
また、初期費用も学生の場合が平均11万3千円なのに対して、社会人の場合は18万円となっています。
これらの調査結果から、家賃や初期費用が高い物件には、学生はあまり住まない傾向にあるということが分かると思います。
もちろん自分自身の懐と相談になりますが、なるべく家賃の高い物件を探すことで、社会のルールを知らない学生とのトラブルは避けられる可能性が高くなるといえそうです。
不動産屋の案内から読み取れる学生が住みそうな物件
不動産屋さんの物件案内を見ることで、いかにも学生が住みそうな物件であることを判断できることもあります。
たとえば「学生歓迎」や「楽器応相談」などと書かれている物件です。
これらの文言を見ただけで、かなり騒々しい集合住宅であることが容易に想像できると思います。
「楽器応相談」ということは、けたたましい音が出る楽器でなければ使用できる可能性があるということです。
さすがにドラムなどを部屋に持ち込んで演奏する人はいないと思いますが、アンプを通さなければエレキギターなどはOKとなる可能性が高いといえます。
そういったエレキギターなどの楽器の音におおらかな物件に、学生が入居しないはずはありません。
しかも、借主が楽器好きということになれば、バンド仲間などの「たまり場」になる可能性は高いといえます。
こういった、いかにも学生が集まりそうな物件は、選択肢から外すようにした方が無難であるといえるでしょう。