引っ越しのとき2tショート・2tロング・3tの各トラックに積める荷物の量は?~積みきりで依頼するメリット

引っ越しをする際には、家財道具一式をトラックに積んで転居先まで運ぶ必要があります。

専門の引越し業者に依頼をすれば、業者の方で2tショート、2tロング、3tトラックなどの適切なサイズの車両を用意してくれます。

しかし、トラックに積める荷物の大まかな量が分かっていると、自力での引っ越しをするときや、引越し業者の見積もりが適切かどうかの判断をするときに役立ちます。

また、「積みきり」と呼ばれる、荷物の量にかかわらず依頼をした1台のトラックに積めるだけの荷物を運ぶという選択をすると、格安で引っ越しが可能になったりします。

ここでは、トラックの2tショート、2tロング、3tといったサイズ別に、実際にどれくらいの量の荷物を積むことができるのかを見ていきたいと思います。


2tトラック(ショート)の荷台の面積は畳3.3枚分

引っ越し業者が使う2tトラックにはショートタイプとロングタイプがあります。

ここでは2tショートタイプのトラックに、どれくらいの家財やダンボールを積むことができるのかを見ていきたいと思います。

標準的な2tトラックのショートタイプの荷台サイズは、横幅176cm、奥行き311cm、高さ220cmとなります。

床面の広さは5.5平方メートルとなり、畳3.3枚分とほぼ同じ広さと考えていただいていいと思います。

床面積に高さも加えた容量は、12立法メートルということになります。

これは、引越し業者の単身者専用プラン(単身パックなど)で使用されるコンテナのサイズの、約6倍の広さがあるということになります。

これだけの広さがあれば、1人暮らしの引っ越しであれば、よほど荷物の多い人でない限りは十分だと思います。

また、2人暮らしの家族であっても、若い夫婦などでそれほど荷物が多くなければ2tショートのトラックにすべての荷物を積むことができるかも知れません。

間取りでいうと広めのワンルームや2Kの部屋に住んでいて、荷物がそれほど多くないといった条件の家族に適したサイズのトラックといえます。

2tトラックショートタイプのボディ全体のサイズは、横幅190cm(サイドミラー含む)、全長496cm、高さ295cmとなっています。

高さを除けば、クラウンなどの大きめの乗用車とほとんど変わらないサイズですから、狭い路地などにも入って行けます。

そのため、家族が多くて荷物がたくさんある引っ越しのときでも、道が狭いようなケースでは2トンショートトラックを複数台使って荷物を運んだりすることもあります。

2tショートトラックというのは、引っ越しにおいては非常に重宝するサイズのトラックといえます。

2tショートトラックに積むことのできる家財の量はどれくらい?

それでは、実際にショートタイプの2tトラックにはどれくらいの荷物を積むことができるのか、1つの事例を紹介してみましょう。

2tトラックのショートタイプには、以下の荷物と同等の量の荷物を積むことができます。

・冷蔵庫
・全自動洗濯機(ドラム式でないもの)
・洋服ダンス
・食器棚
・シングルベッド
・ふとん一式
・メタルラック
・液晶テレビ(大型は不可)
・デスクトップパソコン
・電子レンジ
・ハンガーボックス
・衣装ケース5つ
・標準サイズのダンボール20箱
・自転車

思った以上にたくさんの荷物が積めることに気がつくと思います。

自転車まで積めてしまうのは、ちょっと驚きですね。

荷物が少ない場合の引っ越しだと、赤帽などを検討する人も多いと思いますが、軽トラックだと高さに制限があるために背の高い衣装ダンスや食器棚などを積むことが困難ですが、2tショートであれば可能になります。

また、荷物そのものも軽トラックの2倍以上積むことができます。

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ただし、家財のなかに大型の液晶テレビやドラム式の大きな洗濯機などがある場合には、次に紹介する2tロングタイプを使用したほうが無難かもしれません。

2tロングトラックの荷台の大きさやボディサイズはどれくらい?

同じ2tトラックでも、こちらはロングサイズになります。

2tショートタイプにくらべて、文字通りボディの全長が長くなります。

2tロングのボディ全体のサイズは、横幅192cm(サイドミラー含む)、全長629cm、高さ313cmとなっており、2tショートタイプと車幅はほぼ同じですが、全長が130cm以上長くなります。

そのため、狭い路地などに荷物を運ぶときには、ショートタイプにくらべて苦労をすることになるかも知れません。

2tのショートとロングは、積むことのできる荷物の量だけではなく、実際に入って行く路地の広さなどによってもチョイスが変わってくることになります。

そもそも同じ2tトラックなのに、なぜこれほど大きさが違うのかといいますと、一般に車両総重量5t未満、最大積載量3t未満のトラックのことを「2tトラック」と呼んでいるからです。

そのため、2tトラックと呼ばれていても、積載重量が2tのものもあれば、3tに近い積載重量がある大きなサイズのものもあるということになります。

ですから、2トンロングの場合は、2tトラックと呼ばれてはいますが、どちらかといえば3tに近いサイズということがいえます。

2tロングトラックの荷台の大きさは、横幅178cm、奥行き450cm、高さ225cmとなっています。

横幅と高さに関してはショートタイプとほとんど同じですが、奥行きが140cmほど長くなっています。そのため、ロングと呼ばれるわけです。

床面の広さは8平方メートルとなり、畳4.8枚分の広さということになります。

高さを加えた容量でみると、18立法メートルとなります。

2tロングトラックは、容量でみた場合2tショートと比較して1.5倍ほどの荷物を積むことができることになります。

家族構成でいくと、夫婦2人か小さな子どものいる3人家族で、荷物がそれほど多くない場合に適したサイズです。

間取りでいうと、2Kや2DKの部屋に住んでいて、荷物が少なめの家族が対象になります。

引っ越しに2tロングを使うとどれくらいの家財を積めるのか?

2tロングは、ショートタイプにくらべて1.5倍ほどの容量がありますので、それほど家財の多くない2人家族程度までは十分に対応できると思います。

実際に2tロングのトラックに積むことのできる家財のイメージは、以下のような感じになります。

・冷蔵庫(ファミリータイプのもの)
・ドラム式の洗濯機
・食器棚
・本棚
・セミダブルのベッド
・ふとん一式
・液晶テレビ(42インチ)
・電子レンジ
・電子レンジ台
・机
・カラーボックス(3段タイプ)
・ハンガーボックス10ケ
・衣装ケース10ケ
・ダンボール10箱

大型の液晶テレビやドラム式の洗濯機、セミダブルベッドなどといった大型の家財なども積むことができるため、2トンショートにくらべると積むことのできる荷物の幅が広がります。

3tトラックのボディや荷台のサイズはどれくらい?

3tトラックは、2tロングにくらべて、さらに一回り大きいサイズになります。

夫婦2人暮らしだとかなりの荷物があっても十分に対応できますし、子どもを含めた3人家族であっても、荷物がかなり多い場合を除いて十分に対応が可能です。

間取りでいうと、2Kや2DKの部屋に住んでいる人に適したサイズのトラックといえます。

3tトラックの荷台の大きさは、横幅208cm、奥行き508cm、高さ2.23cmとなっています。

床面の広さは10平方メートルとなり、畳6.4枚分ほどの広さがあります。

高さを加えた容量でみると23立方メートルとなり、2tロングの1.27倍ほどの広さです。

3tトラックなのに2tロングとくらべてそれほど荷台が広くない印象を受けるかも知れませんが、そもそも2tロングが3tに近いサイズのトラックなのです。

2tショートと3tトラックをくらべてみますとその差は歴然で、2倍近い量の荷物を積むことができます。

3tトラック全体のボディサイズは横幅220cm(サイドミラー含む)、全長714cm、高さ322cmとなります。

車幅も長さも2tロングにくらべてさらに大きくなっていますので、狭い路地などに入って行く必要がある引っ越しは苦手といえるでしょう。

3tトラックの全長は714cmですが、実は大型ダンプの全長が760cmほどなのです。

大型ダンプとくらべて50cm弱しか短くないわけですから、3tトラックの車体は想像以上に長いということが理解できると思います。

全長が長いトラックの場合、ある程度の道幅がないと右折や左折をすることが困難になります。

引っ越しをするときには、積むことのできる荷物の量ばかり気になると思いますが、トラックが玄関先まで入って行くことができるかどうかという点も重要ですので、必ずチェックをしておく必要があります。

もちろん、荷物を積むときだけではなく、転居先の状況も事前に確認をしておく必要があります。

3tトラックで引っ越しをするときに積める荷物の量は?

それでは、実際の引っ越しのときに3tトラックに積むことのできる家財はどれくらいのボリュームになるのでしょうか?

具体的な事例を紹介してみたいと思います。

・冷蔵庫(大型)
・ドラム式洗濯機
・液晶テレビ(大型)
・洋服ダンス
・整理タンス
・食器棚(大)
・メタルラック
・サイドボード
・2人用の食卓テーブル
・セミダブルベッド
・ふとん一式
・ソファ(2人掛け)
・電子レンジ
・コタツ
・デスクトップパソコン
・ハンガーボックス5ケ
・ダンボール30箱
・自転車

これらの家財道具を見る限りにおいては、3tトラックを使うことで、かなり本格的な引越しができるということがお分かりになると思います。

洋服ダンス、整理棚、食器棚、ドラム式洗濯機、大型冷蔵庫、大型テレビ、セミダブルベッドといった大型の家電や家具などを、これだけたくさん積むことができるわけですから、2人~3人家族程度の引っ越しには十分なサイズといえます。

トラックをサイズ指定で依頼する「積みきり」サービスのメリットとは?

ここまで引っ越しのときに必要になるトラックのサイズについて解説をしてみましたが、基本的にはトラックのサイズは引越し業者の方で判断してくれますので、私たちが指定をする必要はありません。

しかし、「積みきり」というサービスを利用するときには、各サイズのトラックにどれくらいの荷物が積めるのかを、ある程度は把握しておく必要があるでしょう。

「積みきり」というのは、2tショート、あるいは2tロングといったサイズのトラックを1台チャーターして、そのトラックに積み込めるだけの荷物を運搬するというサービスです。

もし、2tロングトラックでの積みきりを依頼して、その荷台にすべての荷物を積み込むことができなければ、残った荷物は自分で運ばなければなりません。

「積みきり」のメリットとしては、引越し料金が安くなる可能性があるという点があげられます。

一般に、引越し業者の営業マンが現地の荷物を調査してトラックのサイズを決めるときには、ワンサイズ大きなトラックを選ぶ傾向にあります。

理由は明白で、ギリギリのサイズのトラックを手配して、当日に積み残しが出てしまったときに困るからです。

引越し業者の料金というのは、基本的には移動距離とトラックのサイズで決まりますので、営業の人がワンランク大きいサイズを手配することで料金が割高になってしまう可能性があるわけです。

ところが、あえて「積みきり」という形でギリギリのサイズのトラックを指定しておいて、もし積み残しがあった場合にはマイカーなどで運ぶ段取りにしておけば、料金的に安く済ませることができるわけです。

ただし、積みきりを利用する場合には、マイカーでは運ぶことのできない大型家具や家電などが残ってしまわないように注意をしなければなりません。

引越し業者の「積みきり」に関しては以下のページに詳しく書いていますので、参考までにご覧になってください。

引越し業者の「積みきり」というプランの特徴とは?~トラックに積めるだけ運ぶ

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