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引っ越し当日に、思わぬ失敗やトラブルがあるとあわてるに違いありません。
しっかりと準備をしたつもりでも、引越し当日に思わぬ出来事に遭遇して、頭を抱えてしまうことはあるものです。
ここでは、実際に引越し当日にどういったトラブルや失敗が起こりやすいのか、具体的な事例を紹介しています。
これから引越しを予定している人は、そういった失敗やトラブルを起こさないように、しっかりと頭にインプットしておくようにしましょう。
新居に越したのはいいけど電気が使えずに困った!
引っ越しというと、どうしても荷物を運ぶことばかりに気を取られがちです。
そのため、荷造りなどに一生懸命になってしまった結果、電気やガスなどの手続きがすっかり頭のなかから抜け落ちてしまうという失敗をする人が少なくないようです。
夕方までかかってやっと引っ越しを終えて、いざ電気をつけようとしても点かなかったときは、ショックを受けるにちがいありません。
ダンボールに囲まれたまま、暗い一夜を過ごさなければならなくなるからです。
以前であれば、電力会社への連絡を忘れていたとしても、分電盤を開けてブレーカーをオンにすることで電気を使用することができました。
しかし、最近ではスマートメーターが取り付けられている賃貸住宅も多くなっています。
スマートメーターが取り付けられていると、電力会社は遠隔操作により、電気の供給を止めたり開始したすることが可能になります。
「以前に引っ越しをしたときには、電力会社に連絡をしなくても当日に電気が使えたから今度も大丈夫!」
などと高をくくっていると、新居にスマートメーターがついていて頭が真っ白になる可能性があるわけです。
そういったことにならないように、引っ越し当日までに必ず電力会社に連絡を入れておくことを忘れないようにしたいものです。
参考記事:引越しのときにうっかりしがちな照明器具の話~照明器具がない賃貸も多い
ガスが使えないため料理が作れずに困ってしまった!
引っ越し当日に電気が使えないのも困りますが、ガスが使えないというのも困ります。
特に夏場など、引っ越しを終えて汗だくになった状態でお風呂に入れないというのは困りますし、ガスレンジが使えないとうことになれば料理もできないことになります。
ガスも、事前にガス会社に連絡をしたうえで、立ち会いのもとに開栓をしてもらわないと使用することができませんので、うっかり連絡を忘れると面倒なことになります。
また、ガスで気をつけなければいけないのが、レンジなどの器具が仕様の違いで使えないことがあるという点です。
都市ガスの地域で使っていたガス器具を、プロパンガスの地域に持って行っても使用することができません。
この場合は、レンジなどの器具そのものを買い替える必要があるわけです。
引っ越しをする前には、ガス会社に開栓のお願いをするだけではなく、いま使っているガス器具がそのまま使えるかどうかもしっかりと確認をしておくことが大切です。
引越し業者がドアやサッシを外したまま帰ってしまった
引越し業者は、家具のサイズが大きくて搬入や搬出が困難なときに、開口部を広げるためにドアやサッシなどを一時的に取り外すことがあります。
荷物を運び終えた後にしっかりと戻しておいてくれればいいのですが、引越し業者も次の仕事が控えていてバタバタしていると、うっかりと忘れてしまうことがあります。
男性であれば、なんとか自分でもとに戻すことも出来るでしょうが、女性の1人暮らしなどの場合、元に戻すのは困難かも知れません。
さすがに、窓などがない状態でその部屋に寝るのは不用心ですし、冬などとても寒くて寝られたものではないでしょう。
そういった場合は、引越し業者に連絡をしてなんとかしてもらうしかありませんが、繁忙期などでバタバタしているときには、なかなか対応してもらうことが難しいかも知れません。
引越し業者が帰る前に、外したものを確実に元に戻してあるかどうかを、自分でしっかりと確認するようにするしかないでしょう。
どのダンボールに何が入っているのか分からなくなった
大家族の引っ越しでよくあることですが、大量のダンボールがあるために、どのダンボールに何が入っているのかさっぱり分からなくなってしまって、収拾がつかなくなってしまうことがあります。
荷造りのときに、ダンボールに何が入っているのかをマジックなどで書いておけばいいのですが、時間のないときにバタバタと荷造りをしていると、つい書くのが面倒になりがちです。
しかし、あとで荷解きをするときの苦労を考えたら、しっかりと記入をしておくべきです。
引越し業者にダンボールの中身を知られるのが嫌で、あえて何も書かないという人もいるかも知れません。
特に、女性の下着などは引越し業者の盗難にあうこともあるようなので、気をつけなければいけません。
そういった場合には、中身がはっきりと分かるような書き方はせずに、自分たちだけで分かる記号を決めて記入するようにすればいいわけです。
そして、その記号を書いた紙は、誰にも見せずに自分たちでしっかりと保管をするようにしておかなければいけません。
参考記事:引っ越し当日のバタバタを解消する先送りシステムとは?
引っ越し当日までに荷造りが間に合わなかった
引っ越しの荷造りというのは、思った以上に手間がかかるものです。
前日に一気にやってしまおうなどと考えていると、引っ越し当日の朝までに荷造りが終わらずに引越し業者とトラブルになることもあり得ます。
最近では、オプションで引越し業者による荷造りサービスもありますが、そういったサービスを利用しない場合は、当日の朝までに確実に荷造りが終わっていなければなりません。
もしどうしても当日の朝までに荷造りが終わらなかった場合、引越し業者にお願いして荷造りを手伝うことになってしまうと思いますが、業者にしてみればそのあとのスケジュールに影響してしまうのであまりいい顔はしないはずです。
引越し業者によっては、そのまま作業を拒否して帰ってしまうこともあります。
仮に業者が帰ってしまったとしても、それは依頼者側の契約不履行となりますので文句は言えないことになります。
「荷造りが終わらなくても、当日の朝にお願いすれば引越し業者が手伝ってくれるだろう」
などと甘い考えでいると、痛い目を見ることになります。
転居先ですぐ使うものがなかなか見つからない
引っ越しで運ぶ荷物の中には、すぐに使うものとそうでないものがあります。
すぐに使わないものは、落ち着いてからゆっくりと荷解きをすればいいのですが、すぐに使う必要のあるものがどこに紛れ込んでしまったのか分からないという失敗も、引っ越し当日にはよく起こりがちです。
新居に到着したとたん、やれやれと思ってトイレに入ったものの、トイレットペーパーがなくて焦りまくるなどということも、実際には起こり得るわけです。
当日に使うものに関しては、ダンボールを別にして、すぐに分かるような状態にしておかなくてはいけません。
家具が大きすぎて部屋まで運べない
これまで使っていた家具が、大きすぎて新居に運び入れることができないというトラブルも、引っ越し当日にはよくあるようです。
同じような間取りの家であっても、旧居よりも新居のドアのサイズが小さくて、家具が入らなということはよく起こります。
特に背の高いタンスなどがある場合は要注意で、どうしても入らないときは家具を傾けて入れたりしますが、通路が狭くて傾けることすら出来ない場合もあるのです。
入らないということが事前に分かっていれば、ベランダ側の窓から吊り上げて入れることもできますが、当日に入らないというとが発覚した場合には、業者もそういった段取りはしていませんので、対応が困難になります。
大きな家具がある場合には、事前に新居のドアのサイズは確認しておくようにした方がいいでしょう。
また、ドアのサイズを測るときは、幅だけではなく必ず高さも測るようにすることが大切です。