引っ越しのときに出る粗大ごみや不用品はどう処分すべきか?

大量の粗大ゴミ         本記事はプロモーションが含まれております

引っ越しをするときは、使わなくなった不用品や粗大ごみなどを処分する絶好のタイミングです。

そのうち使うかも知れないと思って保管していたものであっても、それを引越し先まで持って行くとなると業者に支払う料金がどんどん膨らんでしまいます。

引っ越し費用を節約するという意味においても、使わなくなったものは処分してしまうのが正解といえます。

しかし、不用品や粗大ごみを処分するといってもさまざまな方法がありますので、ここではその中からいくつかの代表的な方法を紹介してみたいと思います。

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まだ使うことのできる不要品をどうやって処分するか

食器棚を処分したい不要品とはいっても、あくまで自分の家では使わなくなったというだけで、まだまだ使えるものも少なくないと思います。

子供が小さいときに使っていたベビーカーやベビーベッド、かつて熱中していたけど今はやめてしまった趣味のグッズ、引き出物としてもらったけど使わずにそのままずっと押入れの中に入れっぱなしなっていたものなど、たくさんの使える不要品が出てくると思います。

いくら引っ越し費用を節約するためとはいえ、そういったまだ使えるものを捨ててしまうというのは非常にもったいないことです。

それでは、そういった「使える不要品」を処分するにはどうしたらいいのでしょうか?

リサイクルショップに買取りをしてもらう

店員さんに査定してもらうまだ使える日用品を処分する先としてまず頭に浮かぶのがリサイクルショップではないでしょうか。

リサイクルショップというと、かつては古びて小汚いイメージの店が多かったのですが、最近では全国チェーン展開しているような大手のリサイクルショップが増えており、店内も中古品を売っているとは思えないほどオシャレできれいなところが多くなっています。

そのため最近のリサイクルショップは、昔のように「なんとなく入りづらい」というイメージはなくなりました。

基本的には日常使うものであればどのようなものでも引き取ってくれるはずですので、近くにそういったリサイクルショップがある地域の人は、不要品を持ち込んでみるといいでしょう。

リサイクルショップの買取り価格は想像以上に安く、あまり期待をして持ち込むと提示された金額を見てがっかりすることになりますが、それでもまだ使えるものを捨ててしまうよりはましなはずです。

自分が過去に使っていたものを、他の誰かが使い続けてくれるというだけでもありがたいと考えましょう。

ヤフーオークションやメルカリなどで売る

洋服をメルカリで売ってみたリサイクルショップは、まだ使える不要品を大量に持ち込むときには大変便利ですが、買取り価格にはどうしても不満が残ります。

不要品とはいえ、もう少し高く買取りをしてもらいたいと考えるならば、ヤフーオークションなどで個人売買をしてみるのもいいでしょう。

リサイクルショップで処分するのにくらべると、ずっと高い値段で売却をすることができますが、写真を撮影したり梱包して発送する手間などがかかりますので、量が多い場合には処分が終わるまでだいぶ時間がかかってしまうことになります。

また、梱包して発送をする必要があることから、あまり大きなものをヤフオクなどで処分するというのは難しいといえるでしょう。

個人売買をする手段として、最近はヤフーオークション以上に人気になっているメルカリというフリマアプリもあります。

スマホを使ってフリーマーケット感覚で不要品を処分することが出来ますので、時間があればぜひチャレンジしてみるといいでしょう。

関連記事:不要品の処分と引越し費用の削減

壊れてしまって使えないものはどう処分するか

不要品といっても、まだ使えるものであればリサイクルショップやヤフーオークションなどを利用して、それらを現金に換えることができます。

しかし、壊れてしまって使えないものを個人売買するというのは難しいでしょう。

ヤフオクなどでは部品取り用に「ジャンクパーツ」として出品することのできる商品もありますが、対象になるものは電化製品など限られたものになりますし、必ず売れるという保証もありません。

引っ越し当日までの限られた時間でそれらを処分をしなければならないわけですから、壊れてしまったものは思い切って処分をしてしまった方がいいと思います。

自治体の粗大ごみ回収サービスを利用してみる

家の前に粗大ごみを置いているある程度大型のもので壊れてしまったものは、自治体が運営している粗大ごみ回収サービスを利用するのが便利です。

各自治体によって粗大ごみの定義や料金などが異なりますので、事前に電話などで確認をしてから処分を依頼するようにするといいでしょう。

粗大ごみの定義としては、一番長い一辺が30cm以上で、なおかつプラスチック、木、金属などで出来ているものとしているところが一般的なようです。

この定義に従うと、タンスやベッドなどの家具、電子レンジや炊飯器などの家電品が対象になります。

ただし、リサイクルの対象となっているテレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫・パソコンなどは、自治体の粗大ごみ回収サービスに出すことは出来ませんので注意が必要です。

いずれにしても、これから持ち込む予定のものが粗大ごみとして回収可能かどうかを事前に確認をすることが大切です。

また、持ち込みをするためには軽トラックなどの運搬するクルマが必要になりますが、事前に知人から借りておくかレンタカーなどに予約をしておくようにしましょう。自治体によっても値段が前後するので、事前の確認が必要不可欠です。

関連記事:引っ越しの不用品の処分で発生する費用

民間の業者に回収を依頼する

トラックに粗大ごみ回収自治体が運営する粗大ごみ回収サービスではなく、民間の業者に回収を依頼することも可能です。

民間の業者というのは、主に引越し業者と不用品回収業者です。

引越し業者に依頼をする場合には、これから実際に引越しの作業をしてもらう業者に一括でお任せできるので依頼をするほうとしては楽です。

不用品回収業者の場合も、電話1本で自宅まで処分品を引取りに来てもらうことが出来るので、引越し業者と同様に依頼をするほうは非常に楽です。

ここが、自分で不用品を回収センターまで運搬しなければならない自治体のサービスとは大きく異なる点です。

もちろん、引越し業者に依頼する場合も不用品回収業者に依頼する場合も、自分が楽をすることが出来る分、自治体のサービスにくらべて料金は高めとなりますので、自治体を含め、いくつかの業者から見積もりを取ったうえで納得のできるところに依頼をするといいでしょう。

民間の不用品回収サービスを利用するときには、一つだけ注意をしなければならないことがあります。

それは、業者の不法投棄です。

もしあなたから引き取った粗大ごみを業者が不法投棄をすると、その業者だけではなく依頼主であるあなた自身まで罪に問われることがあるので気をつけなくてはいけません。

他の業者とくらべて、あまりにも料金が安い業者や会社の実態が不透明である場合は逆に注意が必要かも知れません。

よく名前の知られた大手の引越し業者などであれば、特にそういった心配はせずに安心してお任せすることが出来ると思います。

民間の業者に不用品の処分を依頼するときは、慎重に業者選びをする必要があるということを肝に銘じておくようにしましょう。おすすめの不用品回収業者を下記に示しましたので、ぜひご覧ください!

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