荷物の少ない引っ越しを格安で済ませる方法~大型家具や家電がないとき

荷物の少ない引越しを格安で済ませる方法

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荷物の少ない人が引越しをするときに、格安で済ませる方法をいくつか紹介してみたいと思います。

同じ1人暮らしの人であっても、2tトラックが必要になる人もいれば、家電や家具などがまったくなく、宅配便でダンボール箱を2~3箱送るだけで済んでしまうほど荷物が少ない人もいます。

荷物が少ない人の場合、あえて引越し業者にお願いしなくても済んでしまうことも多いです。

宅配便などを賢く活用することで、格安で引っ越しをすることが可能だからです。

また、宅配便では運べないサイズの荷物があったとしても、1人暮らしの人であれば、単身パックや赤帽などを活用することで、それほど費用をかけずに引っ越しをすることが可能になります。

ここで紹介している、荷物の少ない人が引っ越しをするときに利用したいお得で便利なサービスの中から、あなたに合ったサービスをぜひ探してみてください。

家具や家電がまったくなく荷物が極端に少ない人が引越しをする場合

引越しの荷造りをする男性たとえば、家具が備え付けになっている会社の独身寮などに住んでいる人が引っ越しをする場合、引越し業者に依頼をするほどの荷物がないこともあるでしょう。

食事も外食や社員食堂などで済ませるのであれば、家電や家具だけではなく食器や調理用品も必要ありません。

そのような人が引っ越しをする場合に、荷物といえるものはせいぜい衣服と身の回りのこまごましたものだけになってしまいます。

そういった家電や家具がまったくなく、荷物の量が極端に少ない人が引っ越しをするときには、費用的にはかなり低くおさえることが可能になります。

家電・家具なしでダンボール10箱程度ならマイカーで運べます

一人暮らしの人が生活をするための洋服や食器などといった身の回りの生活用品だけであれば、自分のクルマを使って運ぶことも十分に可能です。

普通の乗用車でも、後部座席や足元、トランクルームなどをうまく活用すれば、普通サイズのダンボールを10箱以上は余裕で積めるはずです。

仮にすべてのダンボールを積み込むことができなかったとしても、転居先までの移動距離が短ければ、ピストン輸送の形で何往復かすることもできます。

マイカーを利用すれば基本的にはガソリン代しかかかりませんので、荷物が少なくて家具や家電などがない引っ越しをする場合には一番おススメできる方法です。

マイカーを持っていない人が自力で引っ越しをする場合は、レンタカーを借りることになります。

最近は、移動先の店舗でクルマを返却することができる乗り捨てタイプのレンタカーがありますので、わざわざ返却のために借りたお店まで戻る必要はありません。

乗り捨てタイプのレンタカーを借りた場合、100km程度の距離で1万円ほどのレンタル料が発生します。

それに、ガソリン代や高速代などを入れても、1万5千円程度で済みます。

ただし、乗り捨てタイプのレンタカーを利用しての引っ越しは、長距離の場合にはおすすめしません。

たとえば、東京から大阪までは500kmほどありますが、これだけの距離になりますとレンタル料金だけで5万円ほどかかってしまうからです。

高速代とガソリン代を入れると7万円ほどにもなってしまいます。

家電や家具のまったくない荷物の少ない単身者が500km程度の引っ越しをするときの費用として7万円はあきらかに高すぎで、普通に引越し業者が2トントラックで運ぶ料金と変わらなくなってしまいます。

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ダンボール数箱程度の少量の荷物であれば宅配便が安あがり

マイカーを持っていない人が少量の荷物を引っ越し先まで運ぶのに便利なのが、クロネコヤマトの宅急便に代表される「宅配便」です。

ダンボール5~6箱分の荷物しかないのであれば、「単身パック」などの専用プランとくらべても圧倒的に安い金額で引っ越しができます。

たとえば、単身パックなどの単身者向け専用プランを使って東京から大阪まで引っ越しをした場合、繁忙期以外の平日であっても25,000円ほどかかります。

ところが、クロネコヤマトの宅急便で、120サイズ(縦横高さの合計が120cm)のダンボール5箱を東京から大阪までおくった場合の料金は、わずか8,600円(税込み)(2021年4月12日現在)にすぎません。

参考:クロネコヤマト宅急便の料金表

宅配便を使って単身パックなどの単身者向けサービスよりも料金が高くなってしまうのは、120サイズのダンボールが15箱以上ある場合です。

それ以下の荷物の量であれば、宅配便を使った方がお得ということになるわけです。

しかも、引越し業者の料金は3月などの繁忙期には割高になるのが普通ですが、宅配便であれば365日同じ料金で利用することができます。

ダンボール10個までの超ミニ引越しプランを利用する

ダンボール10個まで・超ミニ引越しプラン引越しの荷物が少ない人の選択肢の1つとして、アリさんマークの引越社の『超ミニ引越しプラン』があります。

家具や家電などがまったくなく、すべての荷物をダンボールで運べる人が対象になります。

一人暮らしの方などで、荷物の少ない人にとってはとても魅了的なサービスといえますが、デメリットもいくつかあります。

まず、引っ越し先がほぼ同一市内(5km以内)に限られてしまうということです。

他県などの遠方の引越しには利用することができません。

また、引越しの日時指定ができませんので、スケジュールは業者任せとなってしまいます。

『超ミニ引越しプラン』でダンボール10個を運んでもらう場合の料金は、宅配便を利用するのとあまり変わらないので、どちらを利用すべきか迷うところです。

ただ、宅配便の場合は同一市内であっても、荷物が届くのは翌日以降になってしまいますが、『超ミニ引越しプラン』であればその日に届けてくれます。

荷物が少なくてダンボールのみで引越しを予定している人は、宅配便とアリさんマークの引越社の『超ミニ引越しプラン』のメリット・デメリットを比較して、自分にあった方法を選択するといいでしょう。

荷物は少ないけれども家電や家具などがある場合

大きな家財1人暮らしで荷物の少ない人にとって魅力的な、クロネコヤマトの宅急便などを使った引っ越しですが、1つだけ大きなデメリットがあります。

それは、サイズの制限です。

クロネコヤマトの宅急便の場合は、縦横高さの合計が200cmサイズまでしか取り扱ってもらえません。

そのため、サイズの大きい荷物が1つでもあった場合、これらの方法で転居先まで荷物を運ぶことはできないことになってしまいます。

また、マイカーやレンタカーを使って自力で引っ越しをする場合でも、よほど大きなワゴン車でも所有していない限りは、家具や家電を運搬するというのは難しいでしょう。

それでは、荷物の量は少ないけれども、家電品や家具などがあるときの引っ越しはどうすればいいのでしょうか?

「単身パック」などの単身者向けサービスを利用する

単身者向け専用サービス単身赴任などで、荷物が少ない人が引っ越しをするときに人気になっているのが、「単身パック」などの単身者向けの引越しサービスです。

指定されたコンテナに納まる量の荷物であれば、格安で引っ越しができる点が人気になっているようです。

コンテナのサイズは、日通の「単身パックS」の場合で横幅108cm、奥行き74cm、高さが155cmとなっています。

小型の冷蔵庫や20インチ程度の液晶テレビであれば十分に運べますし、布団一式も一緒に運ぶことができます。

もう少したくさんの荷物を運びたいということでれば、コンテナのサイズが108cm、奥行き104cm、高さが175cmとひと回り大きい「単身パックL」もあります。

こうした単身者向けの専用プランであれば、東京から大阪といった500kmほどの長距離の引っ越しでも、2万5千円程度の料金から利用できますので、荷物の少ない人は利用をしてみるといいでしょう。

ただし、こうした単身者向けサービスも業者によって料金に差がありますので、複数の業者から見積りをもらって比較をすることが大切です。

以下のような一括見積もりサイトであれば、ネットから簡単に複数の業者の見積り金額を知ることができます。

荷物の量によっては赤帽を使うという選択肢もあります

荷物の量は少ないけれども、単身パックなどのコンテナには収納できないサイズの家具や家電などがあるときには、赤帽を選択肢の1つとして考えてみるといいでしょう。

ご存知のように赤帽は軽トラックを使用しますので、それほどたくさんの荷物を積むことはできません。

しかし、軽トラックの荷台というのは、単身パックのコンテナの3倍ほどの広さがありますので、思った以上に大きな荷物を運ぶことができます。

ちなみに、幌付きの軽トラックの荷台のサイズは高さ140cm、幅140cm、奥行き195cmになります。

これだけのサイズであれば、多少大きめの家電などがあっても十分に積み込むことが可能になります。

近距離であれば料金的に割安感が高いのも赤帽の特徴です。

作業時間2時間以内で、走行距離が20km以内といった近距離の引っ越しであれば、わずか1万3,500円で利用することができます。(土曜・日曜・祝祭日は2割増)

ただし、赤帽は軽トラック1台を貸し切りにするチャーター便となりますので、どうしても長距離だと割高になってしまいます。

たとえば、東京~大阪などのように500kmほどの距離がある場合には平日でも7万円~8万円(高速代別)の料金になってしまいます。

赤帽は、荷物が少ない近距離の引っ越しで、単身パックなどの専用サービスのコンテナには入らないサイズの荷物がある人におすすめのサービスということがいえます。

荷物が少ない引っ越しに特化したミニ引越しプラン

荷物が少ない引越し・ミニ引越しプランとは?一人暮らしなどで荷物が少ない人が引っ越しをするときに便利なサービスの1つに、『ミニ引越しプラン』があります。

基本的には2tトラックを使った一般的な引っ越しサービスなのですが、荷物の少ない人が利用しやすいプラン設定になっています。

『ミニ引越しプラン』を提供している会社はいくつかありますが、アリさんマークの引越社では、次の3つのミニ引越しプランを提供しています。

●超ミニ引越しプラン
ダンボールのみ10個まで●特ミニ引越しプラン
ダンボール15個までとテレビ(小)チェスト(小)程度の引越し。●ミニ引越しプラン
ダンボール20個までとテレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・自転車程度の引越し。

ただし、アリさんマークのミニ引越しプランの場合は、先ほども解説しましたように、同一市内(5km以内)の引越しに限られてしまいますので注意が必要です。

また、アーク引越センターでも、荷物の少ない人向けにミニ引越しプランを提供しています。

1R~1LDK程度の部屋に住んでいる人が対象になるプランで、家具や家電なども普通に運んでもらえます。

アーク引越センターの場合、ミニ引越し長距離プランというサービスもあり、100km以上の長距離の引越しにも対応しているのが特徴です。

荷物は少ないけれども、遠方への引越しを希望する人は、選択肢の1つとして考えてみるといいでしょう。

ただし、こちらのミニ引越し長距離プランは、他の家族の荷物と一緒に運ぶ混載便となりますので、到着まで日数がかかってしまうことがあります。

混載便はチャーター便にくらべて料金的には安くなりますが、荷物の到着が遅くなるというデメリットがあります。

荷物は少ないけれども大きめの家具や家電がいくつかあるときの引っ越し

荷物は少ないけれど大きめの家具があるとき荷物そのものは少なくて、引越し業者の2トントラックを使うほどではないけれども、大きめの家具や家電があり、なおかつ長距離なので赤帽は利用したくないというときにはどうすればいいのでしょうか?

そんなときに便利なのが、クロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」というサービスです。

このらくらく家財宅急便であれば、ダブルベッドや衣装タンスのような大きな家具であっても、1点から運んでもらうことが可能です。

しかも、このらくらく家財宅急便の場合は、荷物の梱包もすべて業者がやってくれますので、依頼をする側は非常に楽です。

らくらく家財宅急便の料金は、SS(80cm以下)~G(450cm以下)までのサイズごとに決められています。

たとえば、東京から大阪まで運んでもらう場合の料金は以下になります。(2021年4月12日現在)

SSランク:80cmまで 1,760円(税込み)
Sランク:120cmまで 2,420円(税込み)
Aランク:160cmまで 3,410円(税込み)
Bランク:200cmまで 5,390円(税込み)
Cランク:250cmまで 8,855円(税込み)
Dランク:300cmまで 12,375円(税込み)
Eランク:250cmまで 19,525円(税込み)
Fランク:400cmまで 26,345円(税込み)
Gランク:450cmまで 34,265円(税込み)

参考:らくらく家財宅急便の料金

肘掛け椅子や座卓といったものがBランクになり、全自動洗濯機や学習机、小型の冷蔵庫などはCランクになります。

Dランクになりますと、2人掛けのソファや食器棚などが対象になります。

大型の冷蔵庫やシングルサイズのパイプベッド、タンス、本棚、大人用の自転車などはEランクになります。

さすがにDランク以上となりますとそれなりに料金も高くなりますが、このサイズの家具は単身パックなどでは運ぶことができませんので、料金の比較をするときは軽トラックのチャーター便などが対象になります。

複数のサービスを組み合わせて賢く引っ越しをしましょう

荷物を運ぶ荷物の少ない単身者が引っ越しをする場合、さまざまなサービスをうまく組み合わせて活用することで、費用をおさえることが可能になります。

荷物がダンボールだけの場合には、宅急便を使えばかなり安く済みますし、大きい荷物が1つだけあるなどというケースでは、らくらく家財宅急便や単身パックなどを組み合わせたハイブリッドな引っ越しにすればいいわけです。

たとえば、120cmサイズのダンボール箱3箱と洗濯機1台を東京から大阪の引越し先まで運びたい場合の料金は以下になります。

宅配便料金5,160円、らくらく家財宅急便Cランク8,855円、合計14,015円(税込み)。

洗濯機をらくらく家財宅急便で運んでもらって、さらに布団一式や小型の冷蔵庫なども運びたいというときには、単身パックと組みわせるといいでしょう。

この場合の東京から大阪までの引っ越し費用は、らくらく家財宅急便Cランク8,855円と単身パックが25,000円ほどになりますから、トータルで34,000円ほどということになります。

先ほども書きましたように、赤帽を東京から大阪までチャーターするときの料金が7万円~8万円となりますので、さまざまなサービスを組み合わせたハイブリッドな引っ越しの方が断然安くなります。

ちなみに、一般的な2トントラックを使って東京~大阪までの引っ越しをする場合の費用は6万円~10万円(繁忙期は8万円~12万円)かかります。

参考:東京から大阪までの引っ越し費用

荷物の量が少ないにもかかわらず、普通に引越し業者を利用するというのはかなり割高になってしまうということがお分かりになるかと思います。

ただし、1人暮らしの人であっても、大きな家具や家電が複数あるような場合には、やはりそれなりのサイズのトラックが必要になりますので、残念ながら普通に引っ越し業者に依頼をするしかありません。

その場合であっても、以下のような一括見積もりサイトを利用することで料金をかなり安くなることできますので、利用してみるといいでしょう。