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年末年始に引越し業者は対応してくれるのでしょうか?
引っ越し業者は、会社の人事異動が活発になったり新大学生が一人暮らしを始めたりする時期にあたる3月が一番の繁忙期にあたります。
3月に引越し業者の予約が取りづらくなったり料金が高くなったりすることは、容易に想像がつくと思います。
3月程ではなくても、1年の締めくくりのタイミングで引っ越しをしようとする人も少なくないはずです。
そういった人にとって、そもそも年末年始に引越し業者が営業をしているのかどうか気になると思います。
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引っ越し会社も基本的には年末年始はお休みになります
引越し業者は、土日祝日であっても普通に営業をしています。
むしろ、一般の人の仕事が休みになる土日祝日は引越し業者にとっては稼ぎ時ですから、休んでなどおられません。
ゴールデンウィークやお盆も普通に営業をしています。
しかし、そんな土日祝日も関係なしに営業をしている引越し業者ですが、年末年始だけはお休みにするというところが少なくないようです。
引越し業者によっても異なりますが、短いところだと12月31日~1月2日までの3日間だけというところもありますし、12月30日~1月4日まで6日程度お休みになる会社もあります。
もちろんすべての引越し業者が年末年始にお休みというわけではありません。
年末年始に営業をしている引越し業者もありますので、事前に営業日を確認する必要があります。
年末年始に引っ越しする人は少なくない?
引越し業者は年末年始にお休みになるところが多いのですが、かといって引っ越しのニーズがないわけではありません。
年末年始は、ゴールデンウィークなどのように会社が長期間休みになる人が多いので、その休みを利用して引っ越しをしようというニーズは少なからずあります。
年末年始といっても、年明けではなく年末にニーズが高くなる傾向にあるようです。
大抵の人は、年明け早々に引っ越しでバタバタしたくないと考えるからです。
なんとか年末に引っ越しを終わらせて、正月はのんびりしたいと考えるのが普通だと思います。
そのため、引っ越し業者は年末にはけっこう忙しくなる傾向にあるようです。
年末の引越し業者の料金は割高になる傾向があります
引越し料金というのは、荷物の量や移動距離などによって算出されることになりますが、単純にそれだけで決まるわけではありません。
需要と供給の関係により、忙しい時期には割高になり、暇な時期には安くなります。
3月などの繁忙期になると、引越し業者によっては閑散期の2倍程度の料金になることもめずらしくありません。
引っ越しを希望する人の数に対して、人手やトラックの数が足りないのですから、割高になってしまうのは仕方のないことです。
そういった現象が、年末にも起こりやすくなります。
会社の長期休暇を利用して、年末に引っ越しをしたいというニーズはあるにもかかわらず、休みに入ってしまう引越し業者が多いからです。
つまり、年末年始も営業をしている限られた引越し業者に対して、たくさんの人が予約をすることになれば、当然のことながら料金は割高になってしまうわけです。
また、年末年始の場合、特別料金を設定している引越し業者もあります。
誰もが仕事をしたくないと思っている年末年始に仕事をするわけですから、特別料金も致し方のないところです。
また、引っ越し業者は土日よりも平日に安くなる傾向にありますが、年末年始に関してそれは対象外と考えていいと思います。
ですから年末年始、とくに年末に引っ越しを予定している人は、ある程度の出費は覚悟しておいた方がいいといえます。
年末年始に遠方に引っ越しをする際には交通渋滞に注意
年末年始といえば、帰省ラッシュやUターンラッシュで渋滞が起こることが予想されます。
年末に首都圏から地方に引っ越しをする人は、帰省ラッシュで渋滞にはまる可能性があります。
逆に、年明けに地方から首都圏方面に引っ越しをする人は、Uターンラッシュにはまる可能性があります。
その年によっても変わりますので一概にはいえませんが、高速道路が数十キロの渋滞になってしまうことは普通にあります。
道路の混雑状況によっては、計画通りに引っ越しが終わらなくなってしまう可能性がありますので、そのあたりも含めて引越し業者としっかりとスケジュール調整をする必要があるでしょう。
引っ越しに伴うさまざまな手続きは大丈夫でしょうか?
なんとか年末年始に営業をしている引越し業者を見つけることができたとしても、安心はできません。
なぜなら、引っ越しの際にはさまざまな手続きが発生することになりますが、窓口が休みに入ってしまうと手続きができなくなってしまう可能性があるからです。
たとえば、電気、ガス、水道といったライフラインに関する手続です。
なんとか年末に引っ越しを終えて、安心して正月をむかえられると思っていたら、電気もガスも水道も使えないということになってしまったら大変です。
電気はブレーカーを上げれば使えることが多い
電気に関しては、ブレーカーを上げるとそのまま使えることも多いので、年末年始で受付をしてもらえないようであれば、年明けに窓口の受付がはじまったタイミングで連絡をすれば大丈夫だと思います。
また、賃貸物件の場合、電気使用開始手続きのハガキが置かれていることが多いので、それを投函しておけばいいでしょう。
最近は、インターネットによる申し込みを受け付けている電力会社も多くなっていますので、そちらで連絡をしておいてもいいかも知れません。
特に、電気はライフラインの中でも一番重要なものですから、年末年始に引っ越しを予定している人は確実に使えるようにしておく必要があります。
ガス会社は年中無休のところも多い
電気の場合は、ブレーカーを上げればとりあえず使うことができますが、ガスの場合にはそうはいきません。
なぜなら、ガスの使用にあたっては必ずガス会社の立ち会いが必要になるからです。
ガスの場合には、都市ガスとプロパンガスでは器具がことなりますので、それらのチェックや、警報装置の作動状況、ガス漏れの有無などを係員がチェックをしたうえで、開栓をすることになります。
調理器具がIH式であれば、ガスが使えなくても煮炊きをするのに困ることはありませんが、お風呂に入れなくなってしまうのは困ると思います。
そういったことにならないために、ガス会社は年中無休で営業しているところが多いようです。
しかし、引っ越し先のガス会社が年末年始に必ず営業しているという保証はありませんから、事前に電話などで年末年始に立ち会いが可能かどうか確認をしておくといいでしょう。
水道は自分で開栓をすればそのまま使えるのが普通です
お役所は、基本的に年末年始はお休みになりますので、水道の開始手続きはできないことになります。
しかし、ガスと違って水道の場合には開栓にあたって立ち会いは不要なので、自分でメーターボックス内の栓をひねればすぐに使うことができます。
あとは、年明けにお役所の窓口がはじまったタイミングで、利用開始の手続きをすれば大丈夫です。
転入届や国民健康保険の加入手続きなどはあわてなくても大丈夫
引っ越しが終わったら、必ずお役所に転入届を出さなければなりません。
また、自営業の人などは国民健康保険にも加入する必要があります。
お役所の窓口は、年末年始はお休みとなりますので、引っ越しを終えてすぐにそれらの手続きをすることはできませんが、それほどあわてる必要はありません。
なぜなら、転入届も国民健康保険の手続きも、引っ越しをしてから14日以内に行えばいいことになっているからです。
お正月休みが終わってから、ゆっくりと手続きをしても十分間に合います。