引っ越しの予算が3万円のときに運べる荷物の量と移動距離

3万円の予算で引越し・荷物の量と移動距離は?※本記事はプロモーション広告を含んでいます

3万円ほどの予算で引っ越しを予定している人に向けて、どのようは引っ越し方法を選択すればいいのかについて解説をしています。

引越し業者の見積金額というのは、荷物の量や移動距離によって大きく変わってきます。

ですから、3万円という予算で可能な引っ越しというのは、ある程度のきまった範囲に限定されてしまいます。

しかし、引っ越しの時期や業者選びをうまく工夫することで、たとえ3万円の予算であっても思った以上のサービスを受けることが可能になります。

実際に3万円の予算でどこまでの引っ越しができるのかを、詳しく紹介してみたいと思います。

宅配業者を使って3万円の予算で引っ越しをするケース

宅配業者を使って3万円で引越しをする引っ越しというと、どうしても引越し業者に依頼をするイメージがありますが、荷物の量がそれほど多くなければ、宅配業者のサービスをうまく活用する方法もあります。

特に、3万円の予算で遠方まで引っ越しをしなければならないときには、宅配業者を使う方法はかなり有効であるといえます。

たとえば、引っ越しに使用する標準的な120サイズのダンボールで、東京から大阪まで荷物を送る場合の料金ですが、クロネコヤマトの宅急便だと1箱あたり1,720円となっています。

3万円の予算ですと、このダンボールを17箱も送ることができます。

荷物が衣類などの小物だけの場合には、宅配業者で十分に対応が出来ると思います。

関連記事:宅配便と単身パックではどちらが安くひっこしできるか

小物以外の荷物が1つでもあったら宅配業者を利用できないのかといいますと、そんなことはありません。

ダンボールに収納できないサイズの荷物があるときには、クロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」が便利です。

参考:クロネコヤマトのらくらく家財宅急便

たとえば、東京から大阪まで引っ越しをするときに、単身者向けの冷蔵庫や洗濯機を「らくらく家財便」を使って運んでもらうと、料金的にはそれぞれ8,855円となります。

洗濯と冷蔵庫の両方を運んでもらっても、トータルで17,710円となります。

これに加えて、120サイズのダンボール7個を東京~大阪まで宅配便で送ると12,040円になりますので、「らくらく家財便」で運んでもらう冷蔵庫と洗濯機の分を合わせても、29,750円となり、3万円以内におさまります。

関連記事:クロネコヤマトのらくらく家財宅急便と単身パックを比較

東京~大阪という長距離の引っ越しであるにもかかわらず、宅配業者をうまく活用することで、3万円の予算で思った以上の荷物を運ぶことが出来ることがお分かりになるかと思います。

関連記事:東京から大阪まで引越しをするときの費用の目安

3万円の予算で単身パックを利用するケース

単身パックを使って3万円の予算で引越し一人暮らしの人が引っ越しをするときに人気になっているのが、日通の単身パックなどの単身者向けの引っ越しサービスです。

大型の家電や家具などがない一人暮らしの方であれば、この単身パックを利用することで問題なく引っ越しをすることが可能になります。

この単身パックを利用する場合、3万円の予算だと移動距離が500km前後まで対応が可能になります。

移動距離500kmというと、ちょうど東京から大阪までの距離になりますので、3万円の予算であっても、十分に遠方までの引越しが可能になります。

この単身パックは、コンテナの大きさによってSサイズとLサイズがありますが、Sサイズで東京から大阪まで引っ越しをするときの料金が28,600円、Lサイズだと34,100円となっています。

また、Webからの申込みだとSサイズが26,400円、Lサイズが31,900円とだいぶ安くなります。

ただし、引越し業者が忙しくなる3月中旬以降の繁忙期になりますと、これらの料金がそれぞれ5,500円アップとなりますので、3万円だと予算オーバーということになります。

関連記事:単身パックのサービス内容を詳しく紹介

赤帽を使って3万円の予算で引っ越しをするケース

赤帽を使った引越し・3万円でどこまで行ける?軽トラックのチャーター便である赤帽も、引っ越しではよく利用されます。

軽トラックというと荷台が狭いイメージがありますが、単身パックのSサイズにくらべて3倍ほどの容量がありますので、1人暮らしの方であれば、やや荷物が多くても十分に対応が可能です。

3万円の予算で赤帽を使って引っ越しをする際の移動距離の目安ですが、およそ150km前後になると思います。

たとえば、出発地が東京の場合、関東地方であればほぼ3万円の予算で引越しができることになります。

しかも赤帽の場合は、荷物の監視名目で転居先まで助手席に乗せていってもらえますので、自分自身の交通費も含めて3万円の予算で引越しが出来てしまうことになります。

ただし、赤帽の場合は高速代を別途で請求されることになりますので、3万円の予算で高速道路を利用する場合には、移動距離はもう少し短くなります。

また、土日祝日だと料金が2割増しになりますので、できれば平日に引っ越しをした方が予算オーバーにならずに済むと思います。

関連記事:単身パックと赤帽の料金を比較

3万円の予算で2tトラックを使って引っ越しの場合

2tトラックを使って3万円の予算で引越し大型の家具や家電などが複数ある人が引っ越しをする際には、単身パックや赤帽ではなく、2tトラックを利用する必要があります。

2tトラックにはショートタイプとロングタイプがありますが、ここでは2tショートトラックを使って引っ越しするケースを考えてみたいと思います。

さすがに2tショートトラックをチャーターしての引っ越しとなりますと、予算3万円だとだいぶ厳しくなります。

移動距離が20km以内の近場の引っ越しであっても、相場的には3万5千円~6万5千円になります。

引越し業者の費用が安くなる午後便を利用すれば、3万円~5万5千円が相場になりますので、安い業者を探せば3万円の予算で引っ越しが可能になるかも知れません。

そのためには、必ず複数の引越し業者から見積もりをとって、料金を比較することが大切です。

たまたまスケジュールが空いている業者が見つかれば、思った以上の格安料金で引越しが可能になるかも知れません。

また、引っ越しの日時を業者にすべてお任せするフリープランであれば、3万円の予算で請け負ってくれる業者を見つけやすくなるかも知れせん。

ただ、それはあくまでも引越し業者が忙しくない通常の時期の場合であって、3月中旬以降の繁忙期になりますと、たとえ近場であっても3万円の予算ではかなり厳しいといえます。

3万円の予算でレンタカーを借りて自力で引っ越し

トラックを借りて3万円で引越し3万円の予算ということを考えた場合、レンタカーを借りて自分で荷物を運ぶという選択肢も考えられます。

引っ越しに使う一般的な2tトラックをレンタルすると、6時間で1万3千円前後の費用が発生します。

これに燃料代や高速代として5千円を加算したとしても、1万8千円で済んでしまいますので、3万円の予算をぜんぜん消化せずに引越しが可能になります。

ただし、友人などに手伝ってもらった場合には、謝礼や食事代などを負担しなければならなくなりますので、3万円の予算だとギリギリということになってしまいます。

移動距離が長かったりすると、トラックのリース代や燃料高速代がさらに増えることになりますので、3万円だと足が出てしまう可能性があります。

自分で大変な思いをして荷物を運んだのに、引越し業者に依頼をするのとそれほど料金が変わらなくなる可能性もありますので、事前に引越し業者の見積を取ってみて、どちらがお得になるのかを冷静に考えてみる必要があります。

関連記事:レンタカーで自力引越しは本当に安くなるのか?